ヴァイオリンの音階練習

公開日: : 最終更新日:2019/02/22 ヴァイオリンの小話

ヴァイオリンを始めてしばらくすると…「HAUCHARD」の最初の教本が終わると同時に始める「小野アンナ 音階教本」が一通り終わる頃…チャレンジする「Carl Flesch (カール・フレッシュ)音階教本」。

今日はSさんが初チャレンジです。

「これを練習すると、確かに弾けるようになりそうですね!帰ったらネット購入したいと思います。」

カール・フレッシュの音階の後に弾いた「クライスラー作曲 コレルリの主題による変奏曲」も音程が安定した響きになっていました。

カール・フレッシュの音階の8番は「フィンガード・オクターブ」の練習です。

「フィンガード・オクターブ」は大抵の場合1(人差し指)と4(小指)でとるオクターブを1と3(人差し指と薬指)か2と4(中指と小指)でとります。

「すごい手指を広げる音階ですね!」

と驚きいっぱいのSさん。

この「フィンガード・オクターブ」を練習していると、超絶技巧で有名なパガニーニも弾きやすくなると思います。

関連記事

バッハ無伴奏ソナタ&パルティータの楽譜

バッハ作曲 「ヴァイオリンのための6曲の無伴奏ソナタ&パルティータ」の楽譜は、大抵のヴァイオリニス

記事を読む

ヴァイオリンを弾く前に

楽譜を読む…ソルフェージュ(何の音がどんなリズムで書かれているかということ)を勉強することも大切で

記事を読む

ヴァイオリン教本の新版

昨年末に、音楽之友社「新しいヴァイオリン教本」の新版が出ました。 今日は銀座の楽器店で1〜4巻まで

記事を読む

バッハ「ガボット」は

「もうずいぶん前区立の中学校の音楽授業で、このバッハ:ガボットを弾いたことがあるんです。 でも、ヴ

記事を読む

ヴァイオリンの肩当て

「この肩当てが今のところ一番自分に合っていると思います。」 と、Oさん。 「この『ボン・ムジカ

記事を読む

ヴァイオリニストの系譜 3

ドイツでは、ルイ・シュポーア(1784〜1859)が重要な役割をしています。シュポーアの門下には、フ

記事を読む

ボーナスでヴァイオリンの肩当て(o^^o)

当教室には親子でレッスンを受講している生徒さんが少なくありません。  

記事を読む

ヴァイオリンのスラー

「スラー」は「2つ以上の高さの違う音を、弓を返さずに繋げて弾く」奏法です。 スラーの中に何音も入っ

記事を読む

ヴァイオリンの駒に

時折(一般のヴァイオリン弾きはお目にかかる事の少ない)珍しいものを持って来てくださるOさん。

記事を読む

ヴァイオリンのスピーカー

ちょっと前ですが、弦楽器店で、ヴァイオリン(などの弦楽器)がスピーカーになっている珍しい機器を見せ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑