ヴァイオリンのイントネーション
公開日:
:
未分類
練習曲「クロイツェル 36のエチュード」の9番は、この練習曲ハイライトの一つです。2ページぎっしり16分音符が並んでいます。
左手が良いフォームで、左指を上から落とすようにしっかり弦を叩くようにします。少しでも力が入っていると、いくらも弾かないうちに手が疲れてしまいます。
この練習曲に挑戦しているRさんは、いつもとてもしっかりレッスンを受けています。この練習曲の3分の1を3回繰り返して、よりヴァイオリンのイントネーションをはっきりさせてるようにします。小指を下ろす方向を他の指と揃えると(手の構造状小指は内向きになりやすいのですが)スムーズに、つまりテンポを速く出来るようになります。
そうしている間に、だんだん左指4本がそれぞれ分離して動くようになってきました。
「今日初めて、指が一本一本分離して動く感覚を実感出来ました。」
と嬉しそうにRさんが言いました(*^_^*)
「一つ一つの音が綺麗に聞こえますね!」
このクロイツェルは、プロのヴァイオリニストにも使える練習曲です。
以前、帝国ホテルのパーティーの仕事の本番前。演奏仲間の先輩が、「クロイツェルの9番弾ける?」と言って皆で一斉に弾き始めました。誰もが真剣そのもの。
「鼻の穴が広がるよね!」
そう言った先輩は、いつもフランス人形のように美しくおとなしい人なので、ちょっと楽しくなってしまいました。
家に帰って楽譜を引っ張り出し、さらった私です(^ ^)
関連記事
-
-
「サマーコンサート」で 11
今年の「サマーコンサート」では「パッフェルベル作曲 カノン」を演奏する予定のAさん。 少しです
-
-
ヴァイオリンのスタッカート(スピッカート)
来月に所属するアマチュアオーケストラの演奏会を控えているKさん。 今日は、プログラムの
-
-
ヴァイオリン&ピアノのコンサート準備
今日は(昨年末のクリスマスコンサートのピアノ伴奏者)ピアニストの友人との合わせをしました。 今
-
-
クリスマスコンサートに向けて 1
今週のレッスンでは、生徒さんにクリスマスミニコンサートで演奏する曲を暗譜で弾いてもらいました。皆さん
-
-
さあ、ヴァイオリンを弾こうかな
一昨日レッスンに来てくれたHちゃんは、お母様のレッスンの間、遊んでいました。 突然「さあ、ヴァイオリ
-
-
発表会に向けてラストスパート!
発表会とはいっても、レッスン室で開かれる小さなコンサートです♫ それでも人
-
-
ヴァイオリン講師の休日、千里眼の持ち主?
今日レッスンのY君が、レッスン室に入って来るなり 「先生のお皿、すごいよね。片付けた?」
-
-
時には一人でヴァイオリンレッスン
当教室には、親子で(もう少し正確に言うと、主にお子様のレッスンに協力する目的でお家の方もヴァイオリン
-
-
ヴァイオリンのトリル
ヴァイオリンの曲にはトリルが出てきます。トリルとは、2つの音を行ったり来たりすることです。 ト
- PREV
- 雪景色を見ながらヴァイオリン練習
- NEXT
- ヴァイオリンの音程を聞く時