ヴァイオリンを鳴らすには

公開日: : 未分類

「右も左も(両腕が)柔らかい状態で、ヴァイオリンの音が大きい。これが理想的です。腕が硬いと、出るおとが小さくなってしまいます。」

これは、先日(講師自身が受けた)レッスンで音大の先生から教わったことのうちの一つです。先生は、私がヴァイオリンをケースにしまっている間も、玄関で靴を履いている間も「腕を柔らかく」のお話をしていらっしゃいました。

早速、当教室に通っていらっしゃる生徒さんたちへ「レッスンのおすそ分け」です。

 

今日いらしたKさんは、講師と同じ曲「メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリンコンチェルト」に取り組んでいます。

IMG_4987

「セヴシック Oo.9」を一度弾き終えた後(そんなに腕は硬くなっていませんでしたが)

腕を注意深く「柔らかい状態に」してみると、

Kさん自身がビックリするほど「ヴァイオリンの音に広がりが出て、豊かな音に」なりました♪

ちょっとしたことで、楽器を変えたみたいに音色が変わったり、弾きやすくなったりすることがあるものです。

Kさんは、コンチェルトの時も両腕の状態に気をつけながら弾いてみていました。

「メンデルスゾーン:ヴァイオリンコンチェルト」は、最初の部分のボーイングやフィンガリングも、今までのとは違うものを試してみました。新しいものを取り入れてみると、聞き慣れたフレーズがまた新鮮に感じられたりします。

関連記事

ヴァイオリンレッスンノート

今月からレッスンスタートのYちゃんは「まるで前からヴァイオリンをならっていたかのように」最初からヴァ

記事を読む

春休みのヴァイオリン

普段は学校や部活で忙しい中学生。学年末テストも無事終わり、3月&春休みに集中レッスンに来てい

記事を読む

明日は「クリスマスコンサート」♫

当教室の「クリスマスコンサート」は勉強会スタイルです。  

記事を読む

新しいタイプの曲に

先月の「サマーコンサート」では「バッハ作曲 ソナタ第2番 アンダンテ」を演奏なさったKさん。今年の「

記事を読む

ヴァイオリンのスピッカート

「ザイツ作曲 コンチェルト第2番 第三楽章」を始めたKさん。 Kさんのボーイングは、生き生きと

記事を読む

ヴァイオリンの指弓

「指弓」とは、まるで身体の一部であるかのよに、弓を自由にコントロールするボーイングです。この「指弓」

記事を読む

ヴァイオリンの防音

今月から(息子さんと)始められたYさんは、お家での練習の時の「音」が少し気になっていらっしゃいます。

記事を読む

始めたばかりのヴァイオリン練習

先日楽器店で、大手楽器メーカーの教室で教えているチェロの先生に「なるほど」と思う話しを聞きました。

記事を読む

ヴァイオリンレッスン 6回目

昨日も元気にレッスンに来てくれたMさんとAちゃん。 Aちゃんは、ピアノも上手なのでヴァイオ

記事を読む

ヴァイオリンの右手首

「ヴァイオリンの弓の持ち方」は「ふわ〜っ」とさせて...親指は丸く曲げて固くならないようにすることが

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑