生徒さんオススメの本
公開日:
:
未分類
昨日いらしたKさんは、先月楽器店で見つけた「正しい楽譜の読み方」という本を持ってきて下さいました。
正しく楽譜を読むということは「音を正確に拾う」だけでなく「バロックからウィーン古典派までの楽譜には記されていない大切な情報があり、それを読み込む」ことも大切です…というような序文で始まっています。
Kさんが特に興味を持ったページのうちのひとつは下の写真
昨年Kさんが弾いていらした「バッハ作曲 パルティータ第2番」にも出てくる「サラバンド」のステップ風景の図です。
サラバンドはもともと男性ダンサーによるソロのダンス。床に書いてあるのがステップの動きで(激しい感情をトリルや32分音符、休符で表現するような)どちらかと言うとテンポを前押しにして演奏する音楽だそうです。
こんな知識を知っていると「サラバンド」を演奏する時の気持ちも変わりますね!
Kさんは、この本を一通り読み終わられたそうでしたので、譲って頂きました。この本を読むと、今まで弾いていたバロックの曲が、また新鮮な気持ちで弾けそうです♫
関連記事
-
ヴァイオリンの重音奏法
フルタイム勤務で忙しい毎日を過ごしながら、でもヴァイオリンも練習しているRさん。 練習している
-
自分に合ったヴァイオリン曲
自分に合った曲(その曲が演奏家のキャラクターに合っている)というのは、意外なことに演奏家自身が分かっ
-
ヴァイオリンレッスン 8回目
MさんもAちゃんも、弓の体操がとても上手になっています。 ついうっかり忘れてしまう生徒さんのた
-
「サマーコンサート」に向けて 7
今回の「サマーコンサート」で「アイリッシュ(アイルランドの民族音楽)」などを演奏する予定のSさん。
-
スプリング・コンサートに向けて 3
「スプリング・コンサート」には、大人の生徒さん、お子様のために一緒にレッスンを受けていらっしゃるお母
- PREV
- 考えながらヴァイオリンを弾く
- NEXT
- コンサートのリハーサル