ヴァイオリンの音階練習をしましょう♫

公開日: : 未分類

「今日のレッスンで、音階を丁寧にみて頂いたので、曲がとてもひきやすかったです。」とRさんがニッコリして言いました。

IMG_4197

音階をきちんと弾くと音程が断然良くなり、ヴァイオリンが響くようになります。

音階は常に練習項目に入れて

有名なヴァイオリンコンチェルトも楽譜を見ると音階がそのまま使われています。ベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトは音階以外何も書かれていないといってもよいくらいです。

「ヴァイオリンの音階練習」は「アスリートの毎日の基礎練習…柔軟体操、走り込み、素振り、それからトレーニングに入る」のと同じで、それをきちんとやってから曲に入ります。ヴァイオリンを弾くのも筋力訓練です。筋力訓練の基本形が出来なければ、何も出来ません。

ヨーロッパのレッスンでは

ヨーロッパでヴァイオリンのレッスンを受けると、最初に「音階教本」を渡されるそうです。レッスンの一番最初は音階で「全調を弾きなさい」と言われるようです。レッスンの日には「◯調を弾きなさい。」と言われます。それが弾けなければ、泣いてもわめいてもその日のレッスンはそこでもう終わり。最初の数ヶ月は音階レッスンばかりやらされるそうですが、これは欧米ではどの先生も同じだそうです。これはプロを目指す人達だけでなく、ジュニアオーケストラでも、やっている曲の音階は最初に弾かされるようです。

(私自身も全調を練習するようになったのは、音大卒業後です。演奏の仕事は様々な調をどんどん弾いていくので必要に迫られてやるようになりました☺)

 

関連記事

身体を傷めない ヴァイオリンの練習方法

年齢に関係なく、身体を傷めない練習方法というのがあります。 それは、以下の4つです。 1.

記事を読む

ヴァイオリンを鳴らすには

「右も左も(両腕が)柔らかい状態で、ヴァイオリンの音が大きい。これが理想的です。腕が硬いと、出るおと

記事を読む

一年未満でサードポジション

ヴァイオリンを始めて8カ月でジュニアオーケストラに「ヴァイオリン奏者」としてデビューしたYちゃん。

記事を読む

ヴァイオリン&チェロでアンサンブル

当教室にいらして1年ちょっとのKさんは、豊かなヴァイオリンの音色の持ち主でいらっしゃいます。

記事を読む

ヴァイオリン教室の窓から

3日前から、教室から見える庭に 植木屋さんがきています。 みるみるうちにスッキリと、冬支度(^

記事を読む

サイレントヴァイオリン愛用

「夜7時から8時まで練習出来る日は、本物のヴァイオリンで練習することにしています。でもそういう日は、

記事を読む

ヴァイオリンコンサート前のピアノ調律

昨日は、年に一度のピアノ調律をしてもらいました。 その時聞く、調律士さんのお話は、いつもとても勉強に

記事を読む

バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ 1

無伴奏バッハのソナタ&パルティータは、何度聴いても、何回弾いても「名曲だなあ」と思います。聴き込んで

記事を読む

レッスンの合間に♪

当教室のレッスン室で行う、講師自身の「ミニ リサイタル」。 アメリカから帰国するまでは、ホール

記事を読む

「サマーコンサート」に向けて 3

「今度のサマーコンサートの曲、決めてきました!」 と元気なSさん。 レッスンの今日は、朝

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑