ヴァイオリンとピアノの音色作り
公開日:
:
最終更新日:2014/12/19
未分類
ヴァイオリンは弦を弓でこすって音をだす楽器なので、メロディを歌わせたりダイナミック(強弱)をつけやすいのですが、ピアノはそう簡単ではありません。打鍵の仕方だけで音に変化をださなくてはならないのですから、それは大変です。(おまけに発表会やコンクールでは全員同じピアノを弾くわけですから、ダイレクトに違いがわかってしまいます)反対にいえば、ピアノの達人ほどすごいものはないそうで、打鍵ひとつでヴァイオリンのヴィブラートを出せる人、まるでオーケストラの演奏ができる人・・・つまり表情豊かなタッチ・・・すごいですよね。(私はピアノは音大副科最低限レベルなので、なんとか楽譜の音を弾けるぐらいの曲になるとドタドタしてしまいます)私の大先輩のピアニストは、その表現力豊かな音が出せるようになるまで、近くに住む熱心なピアノの先生が毎晩のように夜中11時までレッスンをしてくれたと話してくれたことがあります。演奏で食べていけるレベルまでいくピアニストには必ず熱心なピアノの先生(今は親の方も多い?)がいるもんだとも言っていました。なんでも一流になるのは、すごい時間と努力!でもヴァイオリンもピアノも演奏する時に共通している大切なことは、出したい音がある・・・メロディのイメージをもっていると聴く人の心に響く演奏に変わるようなきがします。
関連記事
-
-
ヴァイオリンコンクール
今、ヴァイオリンのコンクールは、随分増えました。 そしてこの夏休み後半から9月にかけて、そのコ
-
-
ヴァイオリンを始めて一年
今年の4月で およそ一年のCさん。 Cさんは、楽器習得のコツをご存知(ヴァイオリンの他にも木管
-
-
ヴァイオリンの上達速度
「今日のレッスンも、とても楽しかったね!」 今月入室のKさんはお嬢さんと一緒にヴァイオリンを始めまし
-
-
今日の「ヴァイオリン体験レッスン」
海外からのご予約、学校の夏休みを利用しての(一ヶ月期間限定レッスン希望)の方の「体験レッスン」でした
-
-
クリスマスコンサートに向けて 4
いよいよ「クリスマスコンサート」まで1週間と迫ってきました。 昨日はピアノ伴奏との合わせを行い
-
-
ヴァイオリンの弓使い
「今回の曲では、なるべく弓の幅を多く使うのが目標です。」 と、Mさん。 私達は
-
-
静かに始まるヴァイオリン曲
「新しいヴァイオリン教本 第4巻」の中にある「F.トーマ作曲 アンダンテ レリジオーソ」は、ゆっくり
- PREV
- ヴァイオリンの音程の取り方 1
- NEXT
- ヴァイオリンの調弦の工夫