ヴァイオリンの調弦の工夫

公開日: : 最終更新日:2014/09/29 未分類

調弦パリ音楽院の先生も「音程を良くするために一番大事なのは調弦をきちんとすることです。」とおっしゃっていました。プロは、調弦を聞くとどのくらい弾けるか大体わかるそうです。チューナーだと微妙にずれるので5度下はほんのちょっと低めにすると、明るい響きになります。バッハはさらに5度の間隔を広めにとると、まるで教会の中の響きみたいになり、平均律よりずっと本格的になります。調弦をするときは少し静かな音量で、ロングトーン(ゆっくり弓)で2弦鳴らします。ここで重要なのは2つの弦に弓の重さを平均して同じ重さをかけること。初心者の方でも、すこし注意深く何度か弾いてみるとその感覚を習得するのにはそんなに時間はかからないと思います。
それから、弦も古くなると、のびて低くなるので1年に1度は弦替えするとよいでしょう。

関連記事

my violin2

ヴァイオリンの弓の持ち方

カール・フレッシュの「ヴァイオリン奏法」には、「落ちない程度に軽く」と書かれています。私は以前それぞ

記事を読む

音階アップデートその後 1

先日のオーケストラ本番の時、楽屋でヴァイオリンの女性団員Hさんが話しかけてきました。 「ゆりさんの

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 10

レッスン室のクリスマスツリーをバックに「クリスマスコンサートコンサート」のリハーサルが始まりました。

記事を読む

ヴァイオリンで好きな曲を弾こう 2

先日、生徒さんの希望曲「カントリー・ロード」をヴァイオリン二重奏曲に編曲してみました。 ヴァイオリ

記事を読む

ヴァイオリンレッスン室の窓から

当教室の窓から見える 梅の木の実のジャム。    

記事を読む

ヴァイオリンでコンサートに

小学一年生の時から毎年出演している地域のイベントで、今年も演奏予定のNちゃん。今回のコンサートは「川

記事を読む

今日は「スプリングコンサート」です

たった今、コンサート会場(通常のレッスン室です)のセッティングが整いました。 演奏者の生徒さん

記事を読む

ヴァイオリンレッスンの後に

「今日は、レッスンの後にお友達と遊ぶ約束があるんです。」 と嬉しそうな笑顔のNちゃん。

記事を読む

たまには一人でヴァイオリンレッスン♪

いつもはお子様のレッスンと一緒のTさん。 今日は一人でヴァイオリンレッスンにいらっしゃいました

記事を読む

読譜力をつけるには

当教室に在籍していらっしゃる生徒さんは、ある程度ピアノなどをやっていらっしゃる方以外は、読譜力が最初

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑