ヴァイオリンの音程は確認しながら
公開日:
:
未分類
「音程は確実にとるように」
そのためには音階練習をやれば必ず上達します。音階教本でも良いですし、曲の中にある音階でも練習できます。
でも、音階だからといって漫然と弾いていたのでは効果が上がりません。
開放弦はちゃんと弾けているか、指が指板にまっすぐ落とせているかなどを確認しながら練習します。考えながら意識的にやることにより、自分のコンディションを確認したり、自分をコントロールする仕方が身につきます。それを積み重ねていくと、曲の中でも指の確認が出来るようになってきます。そして、指使いなども、「こっちの方がとりやすい」「こっちの方がとりにくい」なども判断できるようになってきます。
また、和音や単音でも和音の形で左指を押さえる場合は
*「指の圧力をかけ過ぎていないか」「指が浮いていないか」
*「手首はまっすぐになっているか」「手首は出たり引っ込んでいないか」
*「肘が重力を感じているか」「内側に入り込んでいないか」
などをチェックしてみると、だいぶ楽に弾けますし、音程がしっかりとれているとビックリするくらい響きが豊かな音になります。
Rさんは、練習している曲に出てくる和音を上記の順で試していったところ、理想に近い「ヴァイオリンの和音らしい」響きで弾けるようになりました。
関連記事
-
ヴァイオリンレッスン 16回
「弓の体操からでしょう?」とニッコリしたAちゃん。 ずいぶん弓が手に馴染んできているので、ちょ
-
ヴァイオリンのレッスンを休まずに
3日前に引っ越したばかり、そして3カ月の赤ちゃんも一緒のRさんは、今日もレッスンに笑顔で来てくれまし
-
ヴァイオリン教室の窓から
昨日無料体験レッスンに来た方は、レッスン室の窓から見える庭を見て「素敵なお庭ですね。」と、たくさんほ
-
ヴァイオリンの演奏スタイル
「ジョゼフ・ジンゴールド」は、私(講師)がアメリカで3年半レッスンを受けたブレア音楽院のティール先生
-
クリスマスコンサートに向けて 1
今週のレッスンでは、生徒さんにクリスマスミニコンサートで演奏する曲を暗譜で弾いてもらいました。皆さん
-
大晦日のヴァイオリン教室
2017年の当教室は、たくさんの生徒さんや体験レッスンの方々で賑わい充実した一年を過ごすことができ、
-
ヴァイオリンを良い音に
ヴァイオリンで良い音を出すには、まずその「ヴァイオリンの良い音色」が聞き分けられるのがまず第一段階。
-
ヴァイオリンの体験レッスン
今週いらした体験レッスンの方は、即入室を決めて下さいました! 「とっても楽しかったです。」と帰宅後
-
「サマーコンサート」を終えて 17
今年の「サマーコンサート」では「バッハ作曲 ガヴォット」を演奏したMさん。 お家では
- PREV
- ヴァイオリンレッスン14回目
- NEXT
- ヴァイオリンの練習は鏡を使って