ヴァイオリン基礎練習 1
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
「音階練習」をやれば必ず上手になります。
その音階を「より正確に音程をとる」のに効果があるのが「ゼヴシック」シリーズです。
でもだからといって漫然と弾いていたのでは意味が少なくなってしまいます。
「調弦はきちんと合っているか」
「開放弦がちゃんと弾けているか」
「左指がまっすぐ落とせているか」
「音程は合っているか」
といったことを確認しながら練習します。
考えながら意識的にやることにより、自分のコンディションを確認したり、自分をコントロールする力がつきます。
すると曲をやる時も、指の確認ができるようになり、こっちの方がとりやすい、こっちだととりにくいということが分かってくるようになると思います。
当教室に通う前もひたすら「音階練習」をしていたというMさん。
左指の「落とし方:指の当たり」をより「粒揃い」「音程を正確に」するために、「セヴシック Op. 1」を始めました。
みるみるうちに左手のフォームの安定感が出てきています。
関連記事
-
-
ヴァイオリンの「デタシェ」
フランス語の「分離した」という言葉からきた用語の「デタシェ」。一音ごとに弓を返して弾く奏法です。跳ね
-
-
ヴァイオリンのグリッサンド
「gliss.」と記される「グリッサンド」は、ヴァイオリンの指板に一本の指を置いて、それを滑らせて
-
-
バッハ「ガボット」は
「もうずいぶん前区立の中学校の音楽授業で、このバッハ:ガボットを弾いたことがあるんです。 でも、ヴ
-
-
ヴァイオリン練習 2
「普段ヴァイオリンは、午前中1時間、午後1時間練習しています。 時々午前中2時間だったり、午後に2
-
-
楽器なしのヴァイオリン基礎練習
長期出張(数日〜数週間)のあるお仕事のMさん。 荷物の量も(周りの人のことも)考えて、ヴァイオリ
-
-
ヴァイオリンの大きさ
ヴィオラ(コントラバスなども)は、楽器によって結構大きさに違いがあります。 それに対して(フル
-
-
ヴァイオリン演奏を音楽的に
音大時代の友人ピアニストの一言。 『自分が頑張って弾く、のではなく音楽に語らせなさい、とはよ
- PREV
- 「クリスマスコンサート」に参加して 20
- NEXT
- ヴァイオリンの基礎練習 2