ヴァイオリン基礎練習 1
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ヴァイオリンの小話
「音階練習」をやれば必ず上手になります。
その音階を「より正確に音程をとる」のに効果があるのが「ゼヴシック」シリーズです。
でもだからといって漫然と弾いていたのでは意味が少なくなってしまいます。
「調弦はきちんと合っているか」
「開放弦がちゃんと弾けているか」
「左指がまっすぐ落とせているか」
「音程は合っているか」
といったことを確認しながら練習します。
考えながら意識的にやることにより、自分のコンディションを確認したり、自分をコントロールする力がつきます。
すると曲をやる時も、指の確認ができるようになり、こっちの方がとりやすい、こっちだととりにくいということが分かってくるようになると思います。
当教室に通う前もひたすら「音階練習」をしていたというMさん。
左指の「落とし方:指の当たり」をより「粒揃い」「音程を正確に」するために、「セヴシック Op. 1」を始めました。
みるみるうちに左手のフォームの安定感が出てきています。
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