ヴァイオリン基礎練習 1

公開日: : ヴァイオリンの小話

「音階練習」をやれば必ず上手になります。

その音階を「より正確に音程をとる」のに効果があるのが「ゼヴシック」シリーズです。

でもだからといって漫然と弾いていたのでは意味が少なくなってしまいます。

「調弦はきちんと合っているか」

「開放弦がちゃんと弾けているか」

「左指がまっすぐ落とせているか」

「音程は合っているか」

といったことを確認しながら練習します。

考えながら意識的にやることにより、自分のコンディションを確認したり、自分をコントロールする力がつきます。

すると曲をやる時も、指の確認ができるようになり、こっちの方がとりやすい、こっちだととりにくいということが分かってくるようになると思います。

 

当教室に通う前もひたすら「音階練習」をしていたというMさん。

左指の「落とし方:指の当たり」をより「粒揃い」「音程を正確に」するために、「セヴシック Op. 1」を始めました。

みるみるうちに左手のフォームの安定感が出てきています。

 

関連記事

ヴァイオリンの練習 10

「ヴァイオリンの練習は、子供たちを学校に送り出して家事がおおかた終わったあとにしています。 先日の

記事を読む

デイホームでのヴァイオリン演奏

今日は、近くのデイホームで、当教室の(通っていらっしゃる)Mさんのご好意で一緒に演奏させて

記事を読む

ヴァイオリンの「運動」

ヴァイオリンの演奏においての「運動」は、ある特定の筋肉の組み合わせが働く事を指します。 この

記事を読む

ヴァイオリンの左手首

ヴァイオリンの左手首と腕を直線にすることが基本です。「手首に定規が付くように」と表現することもあり

記事を読む

コンサートに向けて

「この弦はまだ使えますよ。」 と、弦楽器職人のYさんのお言葉で、今回は替えずに…と思っていました。

記事を読む

ヴァイオリン教本

ヴァイオリンの教本には長い歴史があり、多くのヴァイオリニストや講師がレベルに応じたものを残してきま

記事を読む

ヴァイオリンのポジション移動

「ヴァイオリンの指板は見る通り、およそ30cmくらいの長さしかありません。 しかし、ヴァイオリンが

記事を読む

ヴァイオリンのグリッサンド

「gliss.」と記される「グリッサンド」は、ヴァイオリンの指板に一本の指を置いて、それを滑らせて

記事を読む

ヴァイオリン曲を仕上げていくポイント

取り組んでいる曲の練習で大切なのは、難しいところを 取り出して、そこだけさらう事です。 楽譜を

記事を読む

バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」

先日レッスンのSさんが、とても良い「バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」の資料を持

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑