新しいヴァイオリン曲を見る時は

公開日: : 最終更新日:2015/02/01 未分類

IMG_1982

「最初から、メリハリのある演奏になるような練習をすることが大切です。」
恩師の言葉です。
確かに、譜読みの時に楽譜に書いてある強弱記号、テンポの指定、楽語などは(意味を知らない時は調べるか聞くかして)、最初からその通りに練習することが大事です。少なくとも最終的に、その通りに演奏出来るようになるような練習方法を意識していると良いです。
例えば、始めの音は弓のどの辺から使うと上手くいくか考えて場所を決め、準備をします。そして、弾くテンポを一小節空振りしてから(拍をとってから)弾き始めます。
自分で出せる最大の音量と最小の音量もだいたい知っているかと思いますので、そのフォルティッシモ(最大音量)とピアニッシモ(最小音量)をどこにすると良いか考えます。
そして弓のスピード。これは私自身も今勉強中ですが、上手に使えるようになると、メリハリのある演奏に一番効果を発揮します。

昨日のレッスンでは、生徒の皆さんに、上記の内容に匹敵することを、それぞれ勉強中の曲を実際に弾き比べて聞いてもらうレッスンをしました。同じメロディーが、表情豊かになるのは嬉しいことです。
次のレッスンの時、それが少しでも聞こえてきたら…!

関連記事

手の小さい人が弾きやすいヴァイオリン曲

アメリカでお世話になったBlair Music School(ブレア音楽院)のC.Teal(ティール

記事を読む

「サマーコンサート」を終えて 7

今年の「サマーコンサート」では「リーディング作曲 コンチェルト 35番 第一楽章」を演奏した J

記事を読む

ヴァイオリン選び

今日ヴァイオリンレッスンスタートのKさん。 ヴァイオリン選びも楽しんで、ネットでも調べてみたそ

記事を読む

ヴァイオリンの音階練習

今日もAちゃんは、セヴシックOp.8(ポジション移動の練習)とOp.9(重音練習)、カール・フレッシ

記事を読む

サイレントヴァイオリンを試奏

サイレントヴァイオリンを見たとたん、 「わあ、おもしろい!」 と歓声をあげて笑ったMちゃ

記事を読む

弦楽器マガジンを

先日、生徒さんが持ってきてくれた雑誌「サラサーテ」。 表紙の服部百音さんは『弾きたいと

記事を読む

ヴァイオリンの音階練習、頑張りましょう!

音階練習が大事だと分かっていても、練習が必要だと実感しないのは何故なのでしょう?  

記事を読む

ヴァイオリンで「パイレーツ・オブ・カリビアン」

昨日は2年ぶりに、伊豆のピアノの先生‥友人の、ピアノのレッスンに参加しました。 そのピアノの先

記事を読む

雨の日のヴァイオリンレッスン

今日は朝から雨。 お昼前後のレッスンの生徒さんは、当教室のヴァイオリンを利用なさいました。この

記事を読む

ヴァイオリンのトリル

ヴァイオリンのトリルを美しく弾くポイントは「トリルを入れる指だけを上下に動かす」ことです。その時、そ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑