弾けないところを練習する
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
楽譜に書かれた音符に指が素早くいくかいかないかは、筋肉運動によるものです。
目で見た譜面に対して、脳と指が連動するという筋肉運動が必要になるわけですから、弾けないパッセージについては、そのパッセージをさらわないかぎりは弾けるようになりません。
ただし音階練習さえしていれば、瞬時に音形を見てこれは〇〇のスケールだと分かるようになり、練習しなくても弾けるのです。
左手に関しては、運動的なメカニック現状は音階練習で充分です。
その上で、指の運びが難しいものは、右手との連動が重要になります。
Yさんが今取り組んでいる「エックレス作曲 ソナタ」は、個性的でコンパクトな4楽章からなる曲です。
様々なテクニックが次々に出てきます。
「小野アンナ 音階教本」も、最後の「3オクターブ音階」「3度の重音音階」「6度の重音音階」「オクターブの重音音階」になって、かなり頑張っています。
音程に細心の注意を払いながら練習を重ねて、音階練習の効果もあり、着実に良い演奏になっていらっしゃいます。
関連記事
-
ヴァイオリンの練習 29
「ヴァイオリンの練習は、平日夜の9時頃にしています。 週末はまとめて練習を頑張っています。」 と、
-
ヴァイオリンの肩当て
「この肩当てが今のところ一番自分に合っていると思います。」 と、Oさん。 「この『ボン・ムジカ
-
バロック・ヴァイオリン
ヴァイオリンは19世紀以降に、より大きく強い音が出るように改造されました。改造された楽器(そして新し
-
ヴァイオリンで強弱記号を
音の強弱をヴァイオリンで表現する… 弓の「スピード」」「圧力:腕の重さをかける加減」「弓の毛傾
-
バッハのヴァイオリン 1
「バロックヴァイオリン」と「モダンヴァイオリン」との本質的な違いは「語る楽器」と「歌う楽器」の違い
-
ヴァイオリン練習 11
「ヴァイオリンの練習は、寝る前に少しですがしています。」 と、Mさん。 (今はヴァイオリ
-
私もヴァイオリンアゴ当てカバーを
「ヴァイオリンのアゴ当てカバー、私も購入しました。」 と、Aさん。
- PREV
- ヴァイオリン練習頑張ります!
- NEXT
- 毎日ヴァイオリン練習!