本番での緊張(*≧∀≦*)
どんなプロのヴァイオリニスト(演奏家)でも、緊張しない人はいないと思います。
シベリウスという大作曲家も、ヴァイオリニストとしてウィーンフィルのオーディションを受けた時に、あまりの緊張で弾けなくなってしまったという逸話があります。
先日の「スプリングコンサート」では、ほとんど全員の参加者が緊張して演奏していました。
「私だけではなく皆さまも緊張することが分かって良かったです。なんだかホッとしました。」
とTさんが笑顔で言っていました。
「緊張」を「集中力」と考えてみましょう。本番前に緊張することは、集中力が高まっていることであり、緊張することはとても大事なことになります。
ただ「頭が真っ白になる」という状態の「あがっている状態」は困ります。「緊張すること」と「頭が真っ白になる」ことは違います。
本番前は、適度に緊張して集中力を高めると良いのですが、あがってしまうと元も子もなくなってしまいかねません。
本番でドキドキしたりあがってしまうのは練習不足が原因の場合が多いです…特に「基礎練習」「音階練習」をしっかりとやりながらステージに立ちましょう。
毎日練習していても、メロディーばかりを弾いていると、その日の気分によって全てが変わってしまうので基本の音階練習などで基本能力を上げておくことが大切なのです。
その他にも、プロの演奏家が実行している「緊張を和らげる方法」があります。
演奏の前に「食べない、又は食べ過ぎないようにする」「身体をほぐすような体操をする」「コーヒーなどの気持ちに刺激がありそうな物は控える」など…
今日は当教室の「サマーコンサート」の2カ月前です。出演予定の方、頑張りましょう(^^)
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