ヴァイオリンのボーイング練習に

公開日: : 最終更新日:2021/06/11 ヴァイオリンの小話

昨日いらした生徒さんが

「ヴァイオリンは最初に習得することがたくさんありますね!」

と、言っていました。そして、

「開放弦の練習がきちんと出来てから、左指を押さえるというのも良いのでは?と思うのですが・・・。」

と。

確かにそうです。開放弦でボーイングの練習を丁寧にすると、弓を持つ右手指や腕の動きが自然に出来るようになって、左手指も上達しやすくなるかと思います♪

 

今日は銀座の楽器&楽譜店で、2021年4月10日に出版されたばかりの「ソレラミのうた」という楽譜を購入してきました。

ファイルとポストカードのプレゼント付きでした♪

この楽譜は「開放弦だけで弾ける、リズムとボーイングをトレーニングする」ものです。

「楽譜には様々な情報が記載されています。

調性、拍子、その曲の速度、どんな感情で弾くのか、ダイナミクス、スラーやスタッカートなどのアーティキュレーションなど。特に、アーティキュレーションは、弓の位置や弓幅、サウンディングポイントを考慮し、弓を操作することに密接に結びついています。

この本は開放弦だけで弾けるので、リズムとボーイングに集中して練習できます。

明日からのレッスンで役立ちそうです(^^♪

 

当教室で多くの方が使用している「HAUCHARD 37〜40 」の「開放弦ボーイングバリエーション」。

先月のレッスンでのMさんは「100回練習しました。」とおっしゃってました。

「すごいですね!」

と驚く私(講師)に

「無心に弾いていたらすぐです。」

と、にこやか笑顔のMさんでした♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

 

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