ヴァイオリンのロングトーン
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
ロングトーンは「弓の端から端まで 弓の圧力をコントロール出来るようにするため」の練習します。
大切なポイントは「弓の圧力を一定にすること」です。
弓にかかっている重力、重力による弦の振動です。
ヴァイオリンを上手に弾くためには「弦を上手にこする」ことがポイントになります。
そのためには同じ圧力で弦を擦っていく感覚(摩擦を与えていく感覚)がシッカリ分かることが重要です。
弦にかかる重さは、弓の元と先では違い。張力も違います。
同じ圧力で弦を擦っていくためには、弓の元から先まで均一になるようにコントロールします。
考えなくてもできるようになるまで…身体が緊張しないで弾けるように…練習します。
このロングトーンの練習は「ヴァイオリンのケースを開けて朝一番に」すると効果的です。

関連記事
-
-
やっぱりヴァイオリンは音階
もうずいぶん前に「HAUCHARD(初級)」が終わったHさんですが、今でもレッスンの始めに49番の
-
-
バッハ無伴奏ソナタ&パルティータの楽譜
バッハ作曲 「ヴァイオリンのための6曲の無伴奏ソナタ&パルティータ」の楽譜は、大抵のヴァイオリニス
-
-
ヴァイオリンの「フラジオレット」
ヴァイオリンの「フラジオレット」は「ハーモニクス」ともいいますが、倍音奏法のことです。このフラジオレ
-
-
大人になってからのヴァイオリン
このところ数件あったお問い合わせに 「新型コロナのステイホーム中に『ずっと弾いてみたかったヴ
-
-
バッハのヴァイオリン 1
「バロックヴァイオリン」と「モダンヴァイオリン」との本質的な違いは「語る楽器」と「歌う楽器」の違い
-
-
ヴァイオリンの大きさ
ヴィオラ(コントラバスなども)は、楽器によって結構大きさに違いがあります。 それに対して(フル
-
-
ヴァイオリンでクラシック音楽
クラシック音楽とポピュラー音楽との大きな違いは、「作曲家が第一」であるということです。指揮者がいる場
-
-
ヴァイオリンのグリッサンド
「gliss.」と記される「グリッサンド」は、ヴァイオリンの指板に一本の指を置いて、それを滑らせて
-
-
ヴァイオリンのコレクター
史上一番のヴァイオリンコレクターは、ニコロ・パガニーニです。 1782年にイタリア・ジェノバ
- PREV
- ヴァイオリンの弓の持ち方
- NEXT
- アンサンブルにチャレンジ 11