ヴァイオリンのグリッサンド
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ヴァイオリンの小話
「gliss.」と記される「グリッサンド」は、ヴァイオリンの指板に一本の指を置いて、それを滑らせて音程を変える奏法です。
古典派の音楽では、グリッサンドが使われていません。
ある音ともう一つの音を線で結ぶグリッサンドが楽譜に登場するようになるのは、後期ロマン派や近代の音楽以降です。
「ヴィエニアフスキ作曲 オベルタス(マズルカ)」に出てくるグリッサンド。

グリッサンドと似ている「ポルタメント」。
「グリッサンド」はある音からほかの音への経過が重要です。
「ポルタメント」は ほかの音へ到着する寸前のニュアンス(スッと滑りながら到達するような感じ)が大事かと思います。
「グリッサンド」は作曲家が表記します。
「ポルタメント」は演奏者の任意の場合が多いです。
昔の大ヴァイオリニストはポルタメントを巧みに使いました。現在の演奏家は音程をごまかしているように聞こえかねない事もあり、あまりポルタメントを使わないようです。
その「ポルタメント」の練習曲は「マザス 」にあります。

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