バロック期の音楽家
公開日:
:
音楽歴史の小話
バロック期の代表的な2人の作曲家の一人…現在では偉大な作曲家として有名な「J.S.バッハ(1685〜1750)」。バッハは生涯をドイツで活動していました。
そのバッハの業績は1829年にメンデルスゾーンが「マタイ受難曲」を上演してから、あらゆる音楽家の学習対象となっています。
「バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」は、数少ないヴァイオリンの名ソロ曲です。
もう一人は「ヘンデル(1685〜1759)」。ヘンデルは若い時はイタリアで、それからイギリスに渡り国際的に活躍しました。その当時ロンドンで流行っていたイタリア語のオペラを作曲して人気を集めました。
産業革命後は聴衆が中産階級に移ったことでオペラの人気が低下したため、次には英語によるオラトリオ(宗教的題材を使った大規模な声楽曲)を作曲(「メサイア」など)してロンドン市民の間で人気でした。
関連記事
-
近代の西洋音楽3「表現主義音楽」
ドイツで20世紀初頭に生まれた「表現主義」は、人間の内面と主観的な感情を描こうとしています。
-
ウィーン古典派のオーケストラ
バロック期のオーケストラは、ヴァイオリンなどの弦楽器だけで構成されていることがほとんどでした。
-
古典派のモーツァルト
モーツァルト(1756〜1791)は35歳で亡くなるまで700曲以上のオペラや交響曲を作りました。
-
ウィーン古典派の音楽
(ウィーン)古典派とは、18世紀末ごろから19世紀初頭にウィーンで活躍する音楽家によって作曲された
-
近代の西洋音楽 3「新古典主義音楽」
「新古典主義音楽」は、ロマン派音楽、印象主義音楽、表現主義音楽を否定するところから始まりました。
- PREV
- ヴァイオリン練習曲「カイザー」
- NEXT
- オリジナルのヴァイオリンケース