ステージ(コンサート)でのヴァイオリン演奏
公開日:
:
未分類
ヴァイオリンに限った事ではないと思いますが、楽器を勉強している人なら誰でも経験する「ステージ(コンサート本番)での演奏家の不安な気持ち」「上がる」。
プロの演奏家は、その対応の仕方を知っていて、まだ勉強中の学生や始めたばかりの人は、それによって左右されてしまいやすいという傾向があるのかもしれません。
プロの演奏家でも上がらないわけではないのです。
「私は演技というものと無縁な男でしたから、舞台にあがると涙ぐましい努力をしていました。私は不器用なのです。あの特殊な楽器をいとも簡単に弾いたなどということは、これまでに一度もありませんでした。ですから、どんな楽器でもたやすく弾きこなせるのだと、聴衆に幻想をいだかせるために一生懸命練習をしました。そして、舞台の上では、自分は今舞台の上にいるのではないと考えるように努め、身体の位置を少し動かしたり、なんとかその場を切り抜けようとしました…」
これは「ジョルジュ・エネスコ」というルーマニアのヴァイオリニストの、1955年に出版された彼の「回想録」で語られている言葉です。
本番で「いつもと同じくらい」演奏出来るようになるのは、「コンサート出演の回数を重ねる」のが効果的かと思います♫
関連記事
-
-
本番間近のオーケストラ練習
今日は、1月から始まった「草加市民管弦楽団 第31回定期演奏会」の最後の練習でした。 後はゲネ
-
-
楽譜(資料)は多いほうが
「できるだけ楽譜に忠実に」が最近の主流です。 特にバッハは、様々な楽譜が出版されています。
-
-
ヴァイオリン譜の奏法
楽譜に出てくる奏法の名称…覚えておくと便利です。 staccato スタッカート 音
-
-
ヴァイオリンでコンサートに
小学一年生の時から毎年出演している地域のイベントで、今年も演奏予定のNちゃん。今回のコンサートは「川
-
-
ヴィオラがだんだん身体に馴染んで
来月早々海外赴任先へ戻る予定のMさん。今朝は5時に起きてから、散歩、ゴルフの打ち放し、それから当教室
-
-
たまには一人でヴァイオリンレッスン♪
いつもはお子様のレッスンと一緒のTさん。 今日は一人でヴァイオリンレッスンにいらっしゃいました
-
-
ヴァイオリンの練習曲
当教室で使っている、ヴァイオリンを始めたばかりの生徒さんが使っているのは、フランスの「HAUCHAR
-
-
ヴァイオリンのボーイング
「演奏は80%ボーイングで決まる」と、どこかで聞いたことがあります。 「弓
-
-
ヴァイオリンレッスン 4回目
「無理やり練習時間を確保する感じです。」とにこにこしながらヴァイオリンを出したMさんとAちゃん。早速
- PREV
- 自分のためのヴァイオリン
- NEXT
- 学校のオーケストラで