ヴァイオリンのボーイング

公開日: : 未分類

当教室で使用している「HAUCHRD」の最後のページにある「音階ヴァリエーション」は、全音符のロングトーンで始まります。

ボーイングの上達を目指すには「弓の持ち方はいろいろあっていいのですが、先ずはロングトーンが出来るようになる」ことが大切です。

ロングトーンとは、ゆっくり4拍(から8拍ぐらい)の開放弦を「弓のすみずみ音が揺れないように鳴らす」ということです。「均一均質で」コントロールして弾けるようになるよう、しっかり身に付けたいところです。

自分の思う圧力で、思う速度で、右手の重力を弦に伝えられるようにロングトーンを練習します。具体的には、弓を4等分して均等に動かすようにします。弓を同じ圧力で元から先まで弦をこすっていきます。4部音符をメトロノームのテンポ60で、4拍で、弓圧をコントロールできるようにしていきます。

Kさんは今回のレッスンで、この開放弦のロングトーンを練習してから「HAUCHARD」の最後のページのG-Dur(ト長調)の音階を弾きました。同じ一回練習するのも「よりキレイな音」で弾くと、効果倍増です(^^)

関連記事

ヴァイオリンの重音(4度)

4度の重音というのは、基(もと)の音を1として、4つ上の音と一緒に弾く和音のことです。基の音が「ド」

記事を読む

考えながらヴァイオリンを弾く

ヴァイオリンを弾く時に、楽譜の音符や記号を見ながら自分が演奏している音楽について考えることは、とても

記事を読む

ヴァイオリンレッスン 12回目

「なんだか雨も少し降っていて寒いですね。」 と、いつもの笑顔のMさんとAちゃん。 Aちゃんは、学

記事を読む

ヴァイオリンの弓先まで楽に♫

弓の持ち方がある程度出来るようになってきたMちゃんとMさん。 弓の真ん中あたりは良い音が出てい

記事を読む

近代の西洋音楽 2

自分たちの民族を大切にしようとするナショナリズムの影響は東欧や北欧の国にも及びました。 スメ

記事を読む

伴奏 弾いて下さい♪

毎日練習を欠かさずしているCちゃん。   セヴシックOp. 1 も少し

記事を読む

ヴァイオリンでバッハ

「バッハには、ヴァイオリン奏法の基本がいっぱい入っていますから、とても良い勉強になります。」 これ

記事を読む

今日は銀座で

銀座にある楽器店で、楽譜と小物を買ってきました。 「マザス エチュード」は、中級の生徒

記事を読む

今日は感謝の日

11月30日は感謝祭(Thanksgiving Day)。 先日図書館で借りてきた本の中に、今の季節

記事を読む

ヴァイオリンの肩当て

ヴァイオリンの肩当ては、最近様々なものが販売されています。 先日、音大の先生がネットで購入され

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑