ヴァイオリンの弓先まで楽に♫

公開日: : 未分類

弓の持ち方がある程度出来るようになってきたMちゃんとMさん。

弓の真ん中あたりは良い音が出ています。

今回のレッスンポイントのうちの一つは「弓先までラクに弾く練習の仕方」です。

アップ(上げ弓)は腕を身体に近づけていくことになるため、ごく自然な動きなので誰でも無理なくできます。しかしダウンの動きは「身体から腕が離れていく」という腕にとって不自然な動きになってしまうため、苦手な人が多いのです。先ずはダウンの動きが得意になるように訓練していきましょう。やり方は以下のとおりです。

 

1*譜面台(作業台など、胸の高さになる机)を使います。弓を持つイメージで自分の左手の前にあたる譜面台のヘリの右手で持って下さい。ヘリを持ったまま、ダウンボーイングの要領で、右の方へ力を入れずになぞっていきます。

2*ヘリをなぞっていくと、だんだんと肘が伸びていきますが、その時意識的に肘の内側を少しだけ前に突き出して下さい。そうすると、肘が伸びきる状態まで、譜面台のヘリを手で持っていられる事が分かります。弓先まで真っすぐ弾くには、肘の内側を前方へ出すとうまくいきます。

3*肘が伸びきった状態から、ヘリを持ったまま、今度は左手の方へなぞってスタート地点に戻って下さい。そうすると、帰りは自然に肘が後ろに引かれ元の位置に戻るでしょう。このトレーニング方法で自然なボーイングの腕の使い方(動かし方)を身に付けて下さい。

IMG_3459

IMG_3453

関連記事

ブルックナーの中のヴァイオリン

もしヴァイオリンがある程度弾けるようになったら、是非チャレンジして欲しいのはオーケストラ。 生の音

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 3

昨日は台風一過の後の晴天(今日も良いお天気!) ピアノの友人と合わせをしました。

記事を読む

今どきの「クラシック音楽ガイド」

(ヴァイオリンの)曲、新しく取り組む曲を始める時に、その作曲家の手法がわかっていると、曲の理解が速く

記事を読む

新一年生スタート中のヴァイオリン

進学して一週間くらいがたって、新一年生の生徒さん達は少々疲れ気味ですが、皆様がんばっていらっしゃいま

記事を読む

クラッシックコンサートへ行く時は

今日の「中高生新聞」に「クラッシックコンサートを楽しむためのマナー」という記事がありました。

記事を読む

ヴァイオリンの読譜を

「譜面が読めるようになりたいんです。」というご希望でいらしたSさん。 今日からレッスンスタート

記事を読む

20年ぶりの生徒さんが

先日、20年くらい前に教えさせて頂いていた生徒さんからお電話がありました。 「明日そちらの方で

記事を読む

ピアノコンサートでのヴァイオリン演奏

今日は「松田かおり(妹)ピアノ教室 ピアノコンサート」に参加してきました。来場者が130名を超え、大

記事を読む

毎日ヴァイオリン弾いています☺

レッスンが終わって帰り際に、 「一応、ヴァイオリンは毎日練習しています。」 と、ニコニコしながら

記事を読む

ヴァイオリンを良い音に

ヴァイオリンで良い音を出すには、まずその「ヴァイオリンの良い音色」が聞き分けられるのがまず第一段階。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑