ヴァイオリンのロングトーン

公開日: : 最終更新日:2016/01/09 未分類

「HAUCHARD」の教本の最初の方は、全て白い音符…全音符、2分音符などのロングトーンの練習です。

このロングトーンを練習する意味は「弓の圧力をコントロールするため」です。

練習のポイントは「弓の圧力を一定にする」ことです。弓の元から先まで「同じ音量と質…重力による振動が変わらないように」することです。

ヴァイオリンは「いかに上手に弦をこする(鳴らす)か」が、ヴァイオリンを上手に弾くコツです。ヴァイオリンの弦をこすっている感覚を分かっていることが大切になります。

 

「体験レッスン」の方にも、当教室に通われていらっしゃる方にも、

この「ヴァイオリンの弦をこすっている感覚」が分かるように

まずは、右腕の力を抜いて、ぶら~んとした状態にしていただきます。

次に、フワ〜ッと軽く弓を持っていただきます。

そして、弦をこすると感じられる振動が弓を持つ指に感じられるか確認しながら弾いていきます。

 

何事も最初が肝心。初めてヴァイオリンを手にした時「ああ、ヴァイオリンはこういう感覚で弦を鳴らす楽器なんだな」と思って習得すると、後がずいぶん違います(上達が早くなります)。ヴァイオリンの音色のヴァリエーションが広がりやすくなります♪

IMG_9323

image

関連記事

今日は「ヴァイオリンの日」

今日のレッスンの生徒さんからのメール情報です。「1880年に、国産ヴァイオリン第1号」が完成した日」

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 9

コンサートまで あと11日間! 最後のレッスンが終わった生徒さんもいらっしゃいますが、ほとんど

記事を読む

ヴァイオリンの左手指の押さえ方

左手指の押さえ方で一番大切な事は「第1関節を出して(キチッと曲げて固定)」腕の重みを利用して、吸盤が

記事を読む

なつかしいヴァイオリンの生徒さんから

昨夜(たぶん20年以上も前の)生徒さんのHさんからお電話がありました! Hさんは、音楽大学ピア

記事を読む

no image

軽井沢大賀ホールのコンサート

昨日、講師自身がチェロで参加させて頂いたコンサートが無事終了致しました。 誘って下さった当教室

記事を読む

クリスマスコンサートの伴奏合わせ

まだ先の話ですが、12月5日(土)のクリスマスコンサートのピアノ伴奏合わせを、一週間前の11月28日

記事を読む

「サマーコンサート」に向けて 12

「サマーコンサート」まで、あと一週間前になりました。リハーサル形式のレッスンが続いています。

記事を読む

ヴァイオリンレッスン 17回目

人のヴァイオリンの弾き方を見てみましょう(見せてあげましょう) これは両者とも大変勉強になります☺

記事を読む

バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ 2

最近出版されたムック本に、バッハの演奏について書かれていました。 バッハの時代は、今私達が普段使っ

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 1

今年のクリスマスコンサートの最後の部は、アンサンブルで「パッフェルベル作曲 カノン」をする予定です。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑