曲を仕上げる時には

公開日: : 未分類

ヴァイオリンで課題曲を弾いてみて、もし出来ないところがあったとしたら。

出来ないところを、弾けるようになるまで何回も繰り返し練習をします。細かい音、パッセージがきちんと弾けるようになるまで練習します。

自分で納得(満足)するまでやります。何となく弾けた気分になってしまわずに、しっかり繰り返し練習をするようにすることが大切です。

もちろん、繰り返し練習は、大変かと思います。弾けないところを練習するのは、気分もつらかったりもします。でも弾けないところをそのままにしておくと、毎回同じところで弾けないことになってしまいます。

弾けないところでは、身体がちょっと硬くなります。そういうところの、音とリズムをしっかりとって練習します。練習方法としては、最初のところからゆっくりテンポで弾いていって、弾けないところを探します。そこを発見出来たら、どうして弾けないかを確認してそこを弾けるようになるまでガンバリます。すると、似たような他の場所も出来るように(弾けるように)なります。

弾けないところを練習する時は、なるべくスポットを小さく(弾くフレーズの長さを短く)して徹底的にさらいます。そして前後の音を足していきます。音程の難しいパッセージなどは、楽譜通りと「楽譜を右から左に」弾く練習も、音程感覚がよりハッキリわかるので効果的です。

IMG_9457

 

関連記事

音楽の基本「音階」

ずいぶん前の話ですが、 「日本へ来て初めて『音階』を知った時、こんなに便利なものがあったのかと

記事を読む

親子でヴァイオリン

「サマーコンサートで『親子でアンサンブル』の演奏が、とても印象的でした。いいなぁ と思いました。」

記事を読む

(ヴァイオリンの)曲全体の強弱を考えて

モーツァルト以前の作曲家の楽譜には、強弱記号がほとんどありません。「メロディーの強弱の付け方は書かれ

記事を読む

ヴァイオリンを楽しんで

ケースからヴァイオリンを取り出したとたん、弾いている曲の冒頭を弾き始めたMちゃん。 今

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 4

今年の「クリスマスコンサート」で「スコットランド民謡 つりがね草」「ウェーバー作曲 狩人の合唱」を演

記事を読む

ヴァイオリンの弦のお手入れ

ヴァイオリンを弾いた後の弦と指板のお手入れ。 私(講師)自身は、アルコール(エタノール)をしみ

記事を読む

ヴァイオリンレッスンノート

今月からレッスンスタートのYちゃんは「まるで前からヴァイオリンをならっていたかのように」最初からヴァ

記事を読む

今週末のコンサートに

今週末 府中の「ウィーンの森 芸術劇場」のロビーで、音楽学校の生徒さんも出演するコンサートに参加予定

記事を読む

ヴァイオリンの音をもっときれいに

  ヴァイオリンの音はいいな、好きだなと思って、ヴァイオリンという楽器を見たり触れた

記事を読む

ヴァイオリン音階の練習ポイント

ヴァイオリンの音階教本「カール・フレッシュ 音階教本」は、ひとつの調が、5ページにわたる、本格的な音

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑