時には1人でヴァイオリンレッスンを
公開日:
:
最終更新日:2017/09/22
未分類
当教室には、親子で一緒の時間にレッスンを受けていらっしゃる方が少なくありません。
Aさんもお嬢さんのSちゃんのレッスンの後の時間でのレッスンです。Sちゃんは、3歳ですが、たいてい楽しそうに45分くらいヴァイオリンを弾いています。今日は気付いたら50分になっていました。
前々回のレッスンでAさんは「ザイツ作曲コンチェルト」を軽快なテンポで弾いていました。とてもよく練習してあります。
このザイツ作曲コンチェルトには、新しいリズムの新しい奏法が いろいろ出てきます。強弱やクレッシェンド&ディミヌエンドも聴いている人にも分かるように付ける事が大切です。
いつも10分くらいのレッスンでは充分にお伝え出来ないので、9月のSちゃんと別の日時に「スペシャルレッスン」を設定することにしました。
そして今日、お母様のAさんのレッスン。
「小野アンナ 音階教本」からスタートです。ロングトーンで「音の出し方(発音)」「元弓から先弓まで均一均質」などもチェックしながら進めていきます。
「HAUCHARD 3rd Position」の 6度も弾きました。ヴァイオリンの場合、6度お音程間隔は指が隣り同士になる事が多いです。その指同士が「くっつく」か「離れる」のどちらかを確認すつのも大切です。また、ヴァイオリンは「自分で音程をつくる(判断して選ぶ)」楽器です。6度の重音の響きも「倍音の多い純正調で」弾けるように、耳でよく聞きます。10番のアルペジオも弾きました。
「セヴシックOp.1-1」も弾いています。1番から4番までは、もう残りが少なくなってきています。
最後に「ザイツ作曲 コンチェルト第二番 第一楽章」を弾きました。スタッカート、ヴァイオリン奏法としては「スピッカート」に初めてチャレンジ。連続する16分音符の奏法もやってみました。どちらも、弓を持つ右手指の関節が固くならないことがポイントになります。Aさんは、それぞれの奏法のコツを少しつかんだようです。
あっという間の1時間でした♫
関連記事
-
-
ヴァイオリンの弦が切れても
「練習えおしようと思って調弦をしていたら、弦が切れてしまいました(≧∀≦)」 というメールのH
-
-
珍しい『ヴァイオリン音階教本』
時折 新しいヴァイオリンの情報を提供して下さるKさん。 今回のレッスンが始まるとき、K
-
-
ヴァイオリンの音階教本の使い方
ヴァイオリンの音階教本で、もっとも使われている2種類は 「小野アンナ ヴァイオリン音階
-
-
一年未満でサードポジション
ヴァイオリンを始めて8カ月でジュニアオーケストラに「ヴァイオリン奏者」としてデビューしたYちゃん。
-
-
ヴァイオリンの音階 1
今日は久しぶりの晴天!真っ青な空で眠気も吹き飛びました。こういう日はヴァイオリンも良く鳴るので、ヴァ
-
-
コンサートへ行ってきました♫
今日は久しぶりに(知り合いに誘われて)コンサートへ出かけました。 ロジャー・ターナーはドラマー
-
-
クリスマスコンサートに向けて 10
コンサートに出演予定の生徒さんたちは(それぞれのペースで)確実にヴァイオリンが上達しています。
-
-
好きな曲をヴァイオリンで
先日、レッスンに来たMちゃんはヴァイオリンを出すと「私、いつもこの曲を弾いているんの。」とアニメや歌
-
-
ヴァイオリンレッスン14回目
今日は、基礎練習をみっちりしてみました! Aちゃんの楽器を持つ手指のホームは、かなりきちんとし
- PREV
- ヴァイオリン教室に休日に
- NEXT
- ヴァイオリンの音階の種類