本日ヴィオラの体験レッスン

公開日: : 未分類

今日の体験レッスンご希望の方はヴィオラでした。

外国在住ですが、一ヶ月ほどの一時帰国を利用しての「集中レッスン」。

ヴィオラ希望の理由は「オーケストラで弾きたい」からだそうです。その方がヴィオラを選んだ理由は「オーケストラの譜面はヴァイオリンよりヴィオラの方が音符の数も難易度も高くないから」。本当におっしゃる通り!楽譜のページ数が、ヴァイオリンに比べてヴィオラの方が少ないです。

「とにかくヴィオラを弾くための基礎をバッチリお願い致します。」とのこと。よくお聞きしてみたところ「コーラスをやっていて、サントリーホールで年に2回ほど歌っています。」「歌の先生有名な〇〇先生なんです。」プロのオーケストラとも共演する本格派合唱団に所属していらっしゃるようでした。

IMG_3647

早速弓の持ち方、続いて弓の体操。ヴィオラはヴァイオリンの弓の持ち方と少し違います。ヴィオラは楽器自体がヴァイオリンより大きく、弦も太いため、弓を弦に乗せる重力が少し多くなります。それなので、親指の位置が弓に対して直角になります。そうすることによって弦に重みが乗せやすくなるのです。(これは余談ですが、チェロも同じように弓を持つ親指は弓に対して直角です)

次にヴィオラの構え方です。ヴィオラの構え方はヴァイオリンの構え方と同じようにもできます。オーケストラの奏者を見ていると、ヴィオリストの顔(頭)の傾きが若干 右に傾斜している人が多いようです。

ヴィオラについて

ここでヴィオラの説明を少ししましょう。ヴィオラは、ヴァイオリンより5度低く、チェロよりも1オクターブ高い、A(ラ)D(レ)G(ソ)C(ド)に調弦します。歴史的には、16世紀初頭にヴァイオリン、チェロとともに現れました。ヴィオラは本来、アンサンブル用の楽器で、弦楽四重奏団やオーケストラの内声部を演奏します。ヴィオラ専用の曲はあまり多くなく、ヴァイオリンやチェロの曲を演奏することが多いようです。

音域が人の声に近く、ヴィオラを好む方もたくさんいらっしゃいます。

皇太子殿下もそのお一人。「ヴァイオリンも御上手ですが、ヴィオラをお選びになられました。」

関連記事

サイレントヴァイオリンを試奏

サイレントヴァイオリンを見たとたん、 「わあ、おもしろい!」 と歓声をあげて笑ったMちゃ

記事を読む

音大生と同じように

今日のレッスンでも「セヴシックOp.9」の重音練習、「セヴシックOp.8」のポジションチェンジの練習

記事を読む

コンサートの前日♫

Nちゃんは、明日コンサートで演奏なさる予定です。 演奏曲目は聴衆の方々に喜んで頂けるようにと「

記事を読む

お友達を呼んでミニコンサート

「『ヴァイオリンを習って弾いていらっしゃるのなら、聴かせて!』と  お友達に言われたので、自宅でミニ

記事を読む

ヴァイオリンで重音を弾く時に

ヴァイオリンで2本以上の弦を同時に弾く時に ①まず重音の下の音から別々に弾き、音程を確かめる ②そ

記事を読む

ヴァイオリンのメンテナンス

普段の「ヴァイオリンのお手入れ」で必ずした方が良いのは、弾いた後の「松やにや汗を拭くこと」です。(楽

記事を読む

昨日のコンサート

昨日は娘のオーケストラの演奏会。 小学校3&4年生のオーケストラで、モーツァルトのプログラムでした。

記事を読む

ヴァイオリンでバッハ

「バッハには、ヴァイオリン奏法の基本がいっぱい入っていますから、とても良い勉強になります。」 これ

記事を読む

クリスマスコンサートが無事終了♪

昨日の「クリスマスコンサート」は、アットホームな雰囲気で賑やかなコンサートでした。 とにかく生

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 4

今週は「クリスマスコンサート」に向けて「楽器のメンテナンス....弦替え」をなさった生徒さんが何人も

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑