ヴァイオリンの音階練習、頑張りましょう!
公開日:
:
未分類
音階練習が大事だと分かっていても、練習が必要だと実感しないのは何故なのでしょう?
それは、音楽はスポーツなどとは違って基礎をやらなくても、ケガをしないからです。スポーツなどでは、基礎練習をしないとケガをしてしまいます。それが分かっていて恐いから基礎練習をします。
でも、ヴァイオリンは音階練習をしなくて、弾いて音程やリズムを間違えてもケガはしません。音階練習をしていないと自分より聴いている人に「なんだかハッキリしない音楽のような」印象を…!
この音階練習は、本人が満足するまでやるに越したことはありません。集中力が持つ間は、なるべくガンバって練習しましょう!
集中力が持たなくなってきたら休憩します。そのまま続けると「なんとなく単に弾いているだけ」になってしまう恐れがあるからです。「今日はここまで。あとは明日頑張ろう。」というのも良いでしょう。
音階練習は、出来れば客観的に自分を見てくれる人がいれば、より効果的です。スポーツのコーチみたいな存在です。自分が自分を客観的に見るようにさらう習慣をつけると、とても効果が上がります。上手になるためには、違った観点から発想することが大切です。いつもは縦からみているものを、たまには横から見る、ということです。
余談ですが、音階練習に限らず、曲などの練習にも役立つ練習方法のご紹介です。これはずいぶん前に、恩師から教わりました。
「部屋の奥の壁と天井のあたりにヴァイオリンの音を向けて弾いて、ぶつかって返ってくる音を聴くようにする」というやり方です。
慣れると非常に役に立つ「自分の演奏(練習)を客観視できる」練習法です。
関連記事
-
-
明けましておめでとうございます
昨年中は大変お世話になり本当にありがとうございました。 本年も どうぞよろしくお願い申し上げま
-
-
ヴァイオリンのサウンディング ポイント
弓と弦が接する場所を「サウンディング ポイント」といいます。アメリカのブレア音楽院ヴァイオリン教授の
-
-
ヴァイオリンのピアノ伴奏合わせ
今日、一回目のクリスマスコンサートの伴奏合わせをしました。 合わせてみると、テンポや細かい音弾き方、
-
-
今週のヴァイオリンレッスンポイント
今週のレッスンで生徒さん達にお伝えしている小話。 どの生徒さんも「なるほど、確かに。」という表
-
-
ヴァイオリンは(ほとんど)変化していない
ヴァイオリン属の高弦楽器の原型が登場したのは1520年代といわれています。ヴァイオリンの製作者「始祖
- PREV
- ヴァイオリンの練習は鏡を使って
- NEXT
- 本日ヴィオラの体験レッスン













