ヴァイオリンのサウンディング ポイント
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最終更新日:2016/10/25
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弓と弦が接する場所を「サウンディング ポイント」といいます。アメリカのブレア音楽院ヴァイオリン教授のC.ティール先生に、この「サウンディング ポイント」のことを何度も教えて頂きました。非常に大きい音で弾く時も、静かなところを弾く時も、いつも「サウンディング ポイントを意識して」演奏するように、とのことでした。
ヴァイオリンを習い始めたばかりの頃は「弓を弦に対して直角になるように(弓が駒に対して平行になるように)」することを注意して練習しています。(それがある程度安定して出来るようになってからでもよいのですが)本当は「響きが豊かになるよう=サウンディング ポイント」に気をつけながら弾くことが、とても大切です。
音色も音量も、駒からの長さで変えることができます。更に、弓のスピードや弦にかける弓の圧力を組み合わせて、表現したい音色に近づけるようにします。出したい音の大きさや音色をイメージして、よく響くところをさがします♫
今週のレッスンでは、生徒さんそれぞれ 取り組んでいらっしゃる曲の中での「サウンディングポイント」にポイントをおいて行なっています(^^)
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