ヴァイオリンのハーモニクス

公開日: : 未分類

明後日に迫ったコンサートで「ショスタコーヴィチ作曲 小品」「ラベンダーの咲く庭で」などを演奏なさる予定のMさん。とてもきれいな音で、丁寧に弾いていらっしゃいます。

「ラベンダーの咲く庭で」の最後の音はハーモニクスです。

この「ハーモニクス」をきれいに鳴らすコツは4つあります。

1つ目は、弓が浮いてしまわないようにすることです。左指は浮かせてとるので、それと一緒に浮いてしまわないように気を付けます。

2つ目は、弓の速度を少し速くすることです。ハーモニクスは波形が細かい音ですので、弓の速度は心持ち速めにしたほうが響きやすくなります。

3つ目は弓が弾く弦の位置はほんの少し駒寄りにします。

4つ目は、左指が正しい位置に置いているか、音をよく聴いて確かめることも大切です。

 

アメリカのブレア音楽院のティール先生も、私の恩師からも教わった「ハーモニクスの左指の練習方法」ですが、「オクターブでさらう」というもの。

Mさんにもチャレンジしていただきました。

左指の音程をとる型がシッカリするので、ハーモニクスの音程が安定します♪

関連記事

ヴァイオリンのグレードアップを楽しみに

本当は、最初から「長く使える、ちょっと良いヴァイオリン」で始めたい気持ちもあったKさん。 でも

記事を読む

クリスマスコンサートを終えて 2

今回のクリスマスコンサートで「エックレス作曲 ソナタ ト短調」を全楽章演奏のHさん。音程を慎重に練習

記事を読む

時には1人でヴァイオリンレッスンを

当教室には、親子で一緒の時間にレッスンを受けていらっしゃる方が少なくありません。 Aさんもお嬢

記事を読む

ヴァイオリンレッスン 19回目

「お家で聴いていて、ちょっと上手になってきたように思いました!」とお母様のMさん。Aちゃんはお稽古事

記事を読む

サイレントヴァイオリンを試奏

サイレントヴァイオリンを見たとたん、 「わあ、おもしろい!」 と歓声をあげて笑ったMちゃ

記事を読む

ヴァイオリンを鳴らすには

「右も左も(両腕が)柔らかい状態で、ヴァイオリンの音が大きい。これが理想的です。腕が硬いと、出るおと

記事を読む

ヴァイオリンの練習

ヴァイオリンを弾くためには『テクニック』が必要です。 この『テクニックを習得』するために、『練

記事を読む

講師のカルテット

来週は、日本橋にある「マンダリンオリエンタル」のボールルームで、講師のカルテットの演奏があります。2

記事を読む

ヴァイオリン&ピアノの合わせ

昨日は久しぶりにピアニストの友人と合わせ(アンサンブル)をしました。 曲目は「ブラーム

記事を読む

ヴァイオリン、アドヴァンスコース

今週からレッスン開始のKさんのご希望曲は「バッハ作曲 無伴奏パルティータ第1番」と「ショーソン作曲 

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑