ヴァイオリンの弓の持ち方とサウンディングポイント
公開日:
:
未分類



どんな曲でも上手に弾けるようになるには、ある程度の時間がかかります。
でも、その曲だけとか、特定のテクニックとかに限定すれば、結構それなりに弾けるようになります。
大人になってからヴァイオリンを始めた人は(どのように考えて練習すれば、弾けるようになるのか)練習の順番と知識をしっかりさせるよう意識して、練習のロスを減らすようにしたいものです。
弓は「持つ」というより「置く」と思った方が上手くいくようです。
手のひらを上に向けてふあっと広げ、その上に弓を置く。親指を「乗せる」
以前は弓を持つ時に指があたるところにシールを貼ったりして教えていました。
でもそうするより、「乗せて、置く」方が、指や手に力が入りにくく、何しろ簡単にそれぞれの手にあったベストな持ち方になるようです。
ボーイングは、1:スピード
2:圧力
3:傾きなどのバランス
この3つのコンビネーションがうまくいった時に(サウンディングポイント)良い音が出ます。
例えば、ギコギコした音が出たら、弓のスピードが少なくて重みが多め。
シャラシャラした音がしたら、弓のスピードが速くて、重みが少ない(浮いてる感じ)
そして、腕や肩の力が入らないようにする事がポイントです。イメージは「柔らかい、やさしい動き」。
弓は弦に対して直角に置きます。
関連記事
-
-
大ヴァイオリニストのスピーチ
昨日、恩師のFB投稿の「メニューイン卿、ありがとう」という記事はとても素晴らしいものでした。
-
-
今週のヴァイオリンレッスンポイント
今週のレッスンで生徒さん達にお伝えしている小話。 どの生徒さんも「なるほど、確かに。」という表
-
-
教室のヴァイオリンで
今週も、まだ首もすわっていないJ君と一緒にヴァイオリンのレッスンに来てくれるRさんに(少しでも気楽に
-
-
ヴァイオリンコンクール
今、ヴァイオリンのコンクールは、随分増えました。 そしてこの夏休み後半から9月にかけて、そのコ
-
-
ヴァイオリンのトリル
ヴァイオリンの曲にはトリルが出てきます。トリルとは、2つの音を行ったり来たりすることです。 ト
-
-
ヴァイオリンの練習曲
当教室で使っている、ヴァイオリンを始めたばかりの生徒さんが使っているのは、フランスの「HAUCHAR
-
-
クリスマスコンサートの伴奏合わせ
今日は「クリスマスコンサート」のピアノ伴奏合わせをしました。 どの生徒さんも、終わる頃には、い
-
-
今年最後のヴァイオリンレッスン
昨日は、今年最後のヴァイオリンレッスンでした。 毎週どんどん成長している元気なJ君を連れて、Rさんは
- PREV
- 今日もカール・フレッシュ(ヴァイオリン音階教本)
- NEXT
- 手の小さい人が弾きやすいヴァイオリン曲











