ヴァイオリンの弓の持ち方とサウンディングポイント
公開日:
:
未分類
どんな曲でも上手に弾けるようになるには、ある程度の時間がかかります。
でも、その曲だけとか、特定のテクニックとかに限定すれば、結構それなりに弾けるようになります。
大人になってからヴァイオリンを始めた人は(どのように考えて練習すれば、弾けるようになるのか)練習の順番と知識をしっかりさせるよう意識して、練習のロスを減らすようにしたいものです。
弓は「持つ」というより「置く」と思った方が上手くいくようです。
手のひらを上に向けてふあっと広げ、その上に弓を置く。親指を「乗せる」
以前は弓を持つ時に指があたるところにシールを貼ったりして教えていました。
でもそうするより、「乗せて、置く」方が、指や手に力が入りにくく、何しろ簡単にそれぞれの手にあったベストな持ち方になるようです。
ボーイングは、1:スピード
2:圧力
3:傾きなどのバランス
この3つのコンビネーションがうまくいった時に(サウンディングポイント)良い音が出ます。
例えば、ギコギコした音が出たら、弓のスピードが少なくて重みが多め。
シャラシャラした音がしたら、弓のスピードが速くて、重みが少ない(浮いてる感じ)
そして、腕や肩の力が入らないようにする事がポイントです。イメージは「柔らかい、やさしい動き」。
弓は弦に対して直角に置きます。
関連記事
-
ヴァイオリンの音程の取り方 1
「音程はヴァイオリンを持つすべての人の課題なんですよ。」とアメリカ人の先生がなぐさめてくれたことがあ
-
ヴァイオリンの調弦の工夫
パリ音楽院の先生も「音程を良くするために一番大事なのは調弦をきちんとすることです。」とおっしゃってい
-
当教室の近くの新鮮野菜
夏目前、そんなに多くはありませんが、近くの農園は野菜の実がなっています。 特にトマトが美味しそ
-
バッハ作曲パルティータ第1番
間近に迫った「スプリング・コンサート」プログラム最後は、Kさんの「バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンパル
-
オーケストラの楽しみ
オーケストラには、実際にその席に座り音を出した時に体験出来る、合奏の楽しみがあります。 一緒に演奏出
-
ヴァイオリンの左手の形
安定した音で弾くには、左指が正しいフォームで、常に正しい位置(音程の正しいの場所)に指を置くことが必
-
講師出演発表会のリハーサル
来たる11月23日(水曜日・祝)埼玉県草加市の草加文化会館にあるイベントホールで、松田かおり(私の妹
-
ヴァイオリンの弓が震えないようにするには?
先日の生徒さんに「弓が震えるのはどうしてですか?」と聞かれました。 弾いている最中に弓が震えるのは
-
ヴァイオリンの忘れ物
「クリスマスコンサート」がお開きになり、誰もいなくなったレッスン室を見渡すと、ヴァイオリンが!
- PREV
- 今日もカール・フレッシュ(ヴァイオリン音階教本)
- NEXT
- 手の小さい人が弾きやすいヴァイオリン曲