ヴァイオリン練習のコツ
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
楽器の習得には「練習する」という努力が欠かせません。
その「努力=一生懸命やる」には2種類あります。
どちらの「努力」かということが、結果に大きな影響を及ぼしてきます。
一つ目の「努力」は「夢中になって」という要素が入っています。
もう一つの「努力」には「我慢して」という要素が入ってしまっっています。
我慢して練習するというのは立派な行いのようにも思えますが、心がちょっと疲れてしまうかもしれません。
同じ繰り返し練習を全く同じ時間さらったとしても、楽しくて・・・まるでゲームに夢中になっているように50回でも100回でも繰り返し練習してしまうように・・・弾くのとでは、結果が大きく異なってしまいます。
練習は「夢中になってさらう」と・・・
自分の気に入った曲のメロディーを「どうやったらこの美しいフレーズをきれいに弾けるかな?」と考えてみてください。
そのフレーズを流暢に弾ければ滑らかに旋律が浮かび上がって、美しい曲になるのではないかな、と想像しながら繰り返し練習してみてください。
少しずつ自分の理想の音に変わっていけば、嬉しい気持ちになってくると思います。
そんな風に楽しみながら、工夫しながら、そして「夢中になって時間を過ごすこと」こそが「夢中になって努力する・・・好循環な努力」になります。
同じ練習も「気持ちの持ち方で」効果が変わりそうです(^^♪
関連記事
-
-
ヴァイオリンを鳴らす
最も大切なのは「弓がまっすぐ弾ける」ということです。 弦楽器は、弦を摩擦して音を出す楽器です
-
-
ヴァイオリンのボーイング練習に
昨日いらした生徒さんが 「ヴァイオリンは最初に習得することがたくさんありますね!」 と、言って
-
-
ヴァイオリンの毎日の練習
基礎練習は自分に余裕のあるもので行うと成果が出やすいものです。 (難しい曲は自分の知識のためにやり
-
-
ヴァイオリンを良い音色で
当教室でのヴァイオリンレッスン第二回目のMさん。 地元でのヴァイオリングループレッス
-
-
ヴァイオリンで強弱記号を
音の強弱をヴァイオリンで表現する… 弓の「スピード」」「圧力:腕の重さをかける加減」「弓の毛傾
-
-
ヴァイオリンのリズム
「付点音符が甘くなる」「シンコペーションが分からなくなる」「テンポが安定しない」「複雑なリズムが読
-
-
ヴァイオリンの練習 27
「ヴァイオリンの練習は、夜子供たちの事が終わって余裕のある時にしています。」 と、Cさん。
-
-
ヴァイオリンの運弓は
弓を持つ時、当教室では 「手指の末関節に弓を乗せて親指をフワーッと丸みを帯びた感じにして、指先
-
-
ヴァイオリンを弾く前に
楽譜を読む…ソルフェージュ(何の音がどんなリズムで書かれているかということ)を勉強することも大切で
-
-
ヴァイオリンのスピッカート&スタッカート
「スピッカートが出来るようになったんです!」 と嬉しそうな笑顔のSさん。 スタッ
- PREV
- ヴァイオリン練習を手軽に
- NEXT
- ヴァイオリン教室近くの桜並木