ヴァイオリンの毎日の練習
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
基礎練習は自分に余裕のあるもので行うと成果が出やすいものです。
(難しい曲は自分の知識のためにやります。
自分を表現する演奏と、基礎能力をつけるための訓練は別に考えます。)
基礎練習は(セヴシックと)音階練習。
音階を弾くことで、自分のコンディションを確認したり調整する方法が分かってきます。そうすると曲の中でも確認が出来てきます。
基本形というのは、応用するためにあるものです。
同じことをやることによって何かしら発見があり、それを応用していくことを覚えていけば、もう一つ前に進みます。
音階はターゲットを決めて一日一つの調をやります。
ロングトーンで4分音符=40~60、の4拍。まず初めに右手と左手のコントロールを確認します。
スポーツ選手の準備体操の「走り込みと柔軟運動」と同じです。
普段は、指の筋肉がきちっと動くことを考えます。
大きなパーティーでの演奏を間近に控えたAさんも「音階」と「セヴシック」の練習をしっかり取り組んでいらっしゃいます♪
関連記事
-
ヴァイオリニストのサラサーテ
サラサーテといえば「新しいヴァイオリン教本 6巻」にも出てくる「ツィゴイネルワイゼン」を思い出す方
-
ヴァイオリン(クラシック)音楽のフレーズ
クラシック音楽のフレーズは理解しておくことが必要です。 基本のフレーズというのは、小節でいy
-
ヴァイオリン譜を読む
新しいヴァイオリン曲に取り組む時は、楽譜に書いてある全てをチェックします。 できれば「その作
-
バロック・ヴァイオリン
ヴァイオリンは19世紀以降に、より大きく強い音が出るように改造されました。改造された楽器(そして新し
-
バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」
先日レッスンのSさんが、とても良い「バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」の資料を持
-
ヴァイオリン教本の新版
昨年末に、音楽之友社「新しいヴァイオリン教本」の新版が出ました。 今日は銀座の楽器店で1〜4巻まで
-
日本のヴァイオリンの教本
日本でよく使われているヴァイオリンの教本は、3つあります。 「鈴木慎一バイオリン指導曲集」全
-
ヴァイオリンの弓を持つ右手指
ヴァイオリンの弓を持つ右手の指には、それぞれの役割があります。知っておくと役に立つかと思います。
-
ヴァイオリンの音程 1
弦楽器の音程は指板の上に築かれていきます。 ハイポジションは、まず指板の低いところに基準音を
-
ヴァイオリンの練習 12
「ヴァイオリンの練習は必ず毎日するようにしています。 私の場合時間を決めてしまうとプレッシャーにな
- PREV
- 「2022 クリスマスコンサート」
- NEXT
- ヴァイオリンの「肩当て」