ヴァイオリンを弾く前に
公開日:
:
最終更新日:2019/02/12
ヴァイオリンの小話
楽譜を読む…ソルフェージュ(何の音がどんなリズムで書かれているかということ)を勉強することも大切です。
メロディーラインで覚えているということは、例えばカラオケのためにヒット曲を覚えている感じです。
複雑なリズムのメロディーは、いったんヴァイオリンを置いて「手で拍をとりながら歌ってみる」などの方法も役立つと思います。
「ウィエニアフスキ作曲 オベルタス」は華やかな技法が散りばめられたリズムカルな曲です。
たくさん出てくる付点のリズムは(短い音が長くなったり強くなったりしないようにし、付点の長い音は響かせてヴィブラートを入ながら)しっかりと拍をカウントします。
フェルマータの後のフレーズに移る時もタイミングよくポジション移動してグリッサンドを入れます。
この曲に取り組んでいるHさんも、全体を通してテンポを表示通り保ちながらリズムを確認しています。
関連記事
-
ヴァイオリンでクラシック音楽
クラシック音楽とポピュラー音楽との大きな違いは、「作曲家が第一」であるということです。指揮者がいる場
-
名ヴァイオリニストのパガニーニ
皆さんは「パガニーニ」をご存知ですか? ヴァイオリンに興味のある方でしたら名前くらい聞いたこ
-
ヴァイオリンのアゴ当てカバー
昨日レッスンにいらしたAさんのヴァイオリンのアゴ当てに、茶色のカバーが付いていました。
-
ヴァイオリンの練習 29
「ヴァイオリンの練習は、平日夜の9時頃にしています。 週末はまとめて練習を頑張っています。」 と、
-
ヴァイオリンの弓グッズ
「弓の持ち方」を良くするグッズ。 先日いらした方が使っていたのは「指マスター」。
-
ヴァイオリンのボーイングで
ヴァイオリンを弾いていて「もっと、思ったような音楽表現が出来たら良いなあ。」と感じたら、 『ボーイ
-
教則本で有名なヴァイオリニスト 2
ヴァイオリンを習い始めて、ある程度上達を目指す人達が練習する教則本は 「カイザー(1815〜1888
-
ヴァイオリンの「デタシェ」
フランス語の「分離した」という言葉からきた用語の「デタシェ」。一音ごとに弓を返して弾く奏法です。跳ね
-
ヴァイオリンのスピッカート&スタッカート
「スピッカートが出来るようになったんです!」 と嬉しそうな笑顔のSさん。 スタッ
- PREV
- バロック音楽
- NEXT
- バロック期のヴァイオリン