暗譜にチャレンジ
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ヴァイオリンの小話
「まずは、暗譜してください。」
ある程度本格的なコンサートやコンクールでは「暗譜で演奏」が必須です。
この暗譜の「確実に早く覚えるコツ」
楽譜を見て曲の「構造」「設計図」のようなものを眺めてみます。
例えば1、4、6小節ごとの「かたまり」で書いてある…とか、2回似ているフレーズを繰り返すけど、一回目と2回目はここが違う…とかです。

アメリカでお世話になったティール先生は「楽譜を写真や絵のように覚えるという方法が良いという人もいますよ。」と、おっしゃっていました。
いずれにしても「暗譜」は「慣れておく」ことも大切なポイントですので、楽譜のない状態でも、よく練習しておきましょう♪
今日レッスンだったHさん。初めてのコンサート出演になる「クリスマスコンサート」で、「スコットランド民謡 つりがね草」を『暗譜』で演奏する予定です!
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