ヴァイオリンの左腕

公開日: : ヴァイオリンの小話

ヴァイオリンを構えた時、左腕上膊部(じょうはくぶ:肩から肘までの部分)が、体に付かないようにします。

腕と体が付いている、つまりワキが閉まっているとヴァイオリンが下がってしまいます。

ヴァイオリンが下がると、弓が指板の方向に滑ってしまうという悪影響が起きてしまいます。さらに左腕が固定されることによって、左腕の動き(運動)が阻害されてしまいます。

肘の基本の位置は、ヴァイオリンを正しく構え、正しい手の形で、正しく指を弦の上に並べると、自然に決まってきます。

肘は「入れ過ぎない」「出し過ぎない」ように気をつけます。

基本位置はありますが、決して固定されることはありません。弦から弦に以降するにつれて、ヴァイオリンの下で肘の位置が変わることを意識してみてください。

基本の腕の位置
腕を外側に出した状態
腕を内側に入れた状態

関連記事

ヴァイオリンとは?

ヴァイオリンは「道具」ですが、「道具以上の存在」にもなり得ます。   以下は、フランスの天才ヴァイ

記事を読む

ヴァイオリン練習便利グッズ

「最近購入したものなのですが、使いやすく便利です。」 と、Kさん。 譜面台に直接置くと、落下して

記事を読む

ヴァイオリンの弓も

趣味で「ヴァイオリンを製作中」のOさん。 仕上げのニス塗りの「ニスを乾かす時間」の有

記事を読む

ヴァイオリンの楽譜バックのアイディア

「私のヴァイオリンケースは楽譜が入らないし、楽譜ケースも取り付けられません。でも両手を自由に手ぶら

記事を読む

ヴァイオリンのグリッサンド

「gliss.」と記される「グリッサンド」は、ヴァイオリンの指板に一本の指を置いて、それを滑らせて

記事を読む

ヴァイオリンのチューナーに 1

ヴァイオリンの音程を確かめるのに便利なチューナー。 「譜面台の上に置くと、落としたりする事もあるの

記事を読む

ヴァイオリンのロングトーン

ロングトーンは「弓の端から端まで 弓の圧力をコントロール出来るようにするため」の練習します。

記事を読む

ヴァイオリンを弾く前に

楽譜を読む…ソルフェージュ(何の音がどんなリズムで書かれているかということ)を勉強することも大切で

記事を読む

ヴァイオリンの弓が弾むのは

「弾いている途中で弓がはずんでしまうのは何故なんですか?」 と言う生徒さん、珍しくありません

記事を読む

アウトドア・ヴァイオリン練習♫

この週末はお天気に恵まれて、気持ちが良かったですね! こんな日はヴァイオリンを持ってお出かけ…でも

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑