近代の西洋音楽3「表現主義音楽」
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音楽歴史の小話
ドイツで20世紀初頭に生まれた「表現主義」は、人間の内面と主観的な感情を描こうとしています。
「表現主義」は「印象派」との対立で生まれました。絵画、文学、音楽など様々な分野に広まりました。
音楽では、極端な高音域や低音域の使用、自由奔放なリズム、不協和音など、先鋭的な曲の感じが特徴になっています。この考え方自体は衰退していきましたが、新しく生み出された技法の多くは多くの作曲家に影響を与えました。
表現主義音楽の代表作曲家…新ウィーン楽派
シェーンベルルク(1874〜1951)
ウェーベルン(1883〜1945)
ベルク(1885〜1935)

私(講師)が大学生の時、学校のオーケストラで「シェーンベルク作曲 浄夜」を演奏しました。
最初から最後まで大変な緊張の連続でした…聴き慣れるまでは とにかく難解で、まともに息が出来なかった記憶があります(*^^*)
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