音楽の誕生
公開日:
:
最終更新日:2019/01/20
音楽歴史の小話
音楽は3つの要素で成り立っています。
「リズム」「メロディー」「ハーモニー」の3つです。
最初に生まれたのは「リズム」です。
まだ言葉が生まれる前から、仲間に合図を送るなどのコミュニケーションだったり喜びや怒りなどの感情を表する時に、物を叩くなどして音をいろいろなリズムを使って表現していたのが「リズム」の始まりです。
2つ目は「メロディー」です。
リズムに、声などで高音や低音で表現してメロディーを付けるようになり、曲というような形になっていきました。
3つ目は「ハーモニー」です。
それまで、1つの声部で表現していたものを複数の声部で表現することによって「ハーモニー」が生まれました。
音楽の歴史は全てこれらの進化&発展の繰り返しといえます。
関連記事
-
古典派の巨匠ベートーヴェン
古典派の音楽様式のレベルを高めて、次世代の作曲家たちに絶大な影響を与えたベートーヴェン(1770~
-
ウィーン古典派のオーケストラ
バロック期のオーケストラは、ヴァイオリンなどの弦楽器だけで構成されていることがほとんどでした。
-
近代の西洋音楽3「表現主義音楽」
ドイツで20世紀初頭に生まれた「表現主義」は、人間の内面と主観的な感情を描こうとしています。
-
近代の西洋音楽 3「新古典主義音楽」
「新古典主義音楽」は、ロマン派音楽、印象主義音楽、表現主義音楽を否定するところから始まりました。
- PREV
- メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト
- NEXT
- 2019年ヴァイオリンコンサート予定