ヴィブラートにチャレンジ
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ヴァイオリンの小話
「スプリングコンサート」が終わったので、ヴィブラートに挑戦したいと思います!」
と、Tさん。
ヴィブラートは、サードポジションを練習して少し安定した頃に始めるのが一般的です。
…Tさんは「スプリングコンサート」でサードポジションなどのポジション移動のある曲、3曲目になる「ヘンデル作曲 ソナタ第3番 第二楽章」を演奏しました。今回も、とても頑張っていらっしゃいました。
早速ヴィブラートのレッスン開始です。

ヴィブラートは「ひとつの音を押さえて、その下半音、上半音の幅で、左手指を上下に動かす」練習から始めます。
当教室では「腕からかけるアーム式」ヴィブラートから始める場合が多いです。
アーム式は、弦に乗せた指を、第1ポジションから第3ポジションまでくらいの幅で、ゆっくり何度も往復させます。その幅を徐々に狭くして、最終的には、ヴィブラートをかける音の位置に左手指を置いて必要な幅でかけます。
Tさん、ヴィブラートの習得は順調にいきそうです♪
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