ヴァイオリンの速い重音

公開日: : ヴァイオリンの小話

「ヴィエニアフスキ作曲 2つの性格の違うオベルタス」には、速い重音が出てきます。

ヴァイオリンの場合、速い重音は、3度、6度、オクターブが多く、10度もありますが、それほど続けてはありません。

重音の続く曲を弾くためには、左手指が2つの音を的確に押さえられることがテクニックの前提条件になります。

この左手指が2つの音を的確に押さえられるようになるためには、重音の音階練習が一番確実です。一つ一つの音を確かめながら、先ずはゆっくり弾きます。

最終的には速いテンポで弾くものでも、焦らずにゆっくり弾くことから始めます。

Hさんは、少しずつですが重音音階練習にチャレンジしながら「ヴィエニアフスキ作曲 オベルタス」に取り組んでいらっしゃいます。

関連記事

no image

弓の歴史

古代の弓と中世に使われていた弓の形状は、絵画や文献も少なく明らかではないのですが「木や竹の棒の端に

記事を読む

ヴァイオリン音階練習

音階練習をすると、着実に上手になります。 ただ漫然と練習すると効果を期待出来なくなってしまい

記事を読む

ヴァイオリンの肩当て

「この肩当てが今のところ一番自分に合っていると思います。」 と、Oさん。 「この『ボン・ムジカ

記事を読む

ヴァイオリンの読譜

楽譜を読む能力を『読譜力』と呼びます。「読譜力」には様々レベルがあります。 その違いは大きく

記事を読む

no image

ヴァイオリニストの系譜 1

「自分で弾いている曲の作曲家の系譜は知っていた方が良いです。」と音大の先生もおっしゃっています。

記事を読む

ヴァイオリンのスピーカー

ちょっと前ですが、弦楽器店で、ヴァイオリン(などの弦楽器)がスピーカーになっている珍しい機器を見せ

記事を読む

ヴァイオリンのチューニング

ヴァイオリンのチューニング(調弦)はA線から始めます。 A線とD線を5度の音程に合わせます。

記事を読む

教則本で有名なヴァイオリニスト 2

ヴァイオリンを習い始めて、ある程度上達を目指す人達が練習する教則本は 「カイザー(1815〜1888

記事を読む

メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルト

ヴァイオリンコンチェルトで人気の高い「メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリンコンチェルト」。 こ

記事を読む

ヴァイオリンの練習 9

「ヴァイオリンの練習は、午前中に45分から1時間30分くらいしています。ほとんど毎日するように心が

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑