ヴァイオリンのボーイングで

公開日: : ヴァイオリンの小話

ヴァイオリンを弾いていて「もっと、思ったような音楽表現が出来たら良いなあ。」と感じたら、

『ボーイングを考えてみる』

と良いかもしれません。

「左手は働く人で、右手は音楽家」…ヴァイオリンは基本的に音楽を表現するのは右手の役割というのは良く言われています。

ヴィブラートをかけずに、右手だけで音楽を表現してみましょう。

そして自分の気持ちと右手が連動しているかどうかを確かめてみてください。

気持ちと連動するように何度も試してみると、音楽表現が今までより少し気持ち良くできるようになっているかと思います♪

 

楽譜に書かれているボーイングも、

「なぜここはダウンなのか?なぜここはスラーなのか?なぜここで弓が切れているのか?」

それぞれ考えてから弾いてみると、表現の幅がずっと広がります。

ボーイングを考えるということは、音楽の組み立て方を考えるのと同じです。

関連記事

ヴァイオリンの渦巻き(スクロール)

ヴァイオリンのネックの先の渦巻きは、音響的な面からみると特別な役割は持っていません。なくても音にはほ

記事を読む

教則本で有名なヴァイオリニスト 2

ヴァイオリンを習い始めて、ある程度上達を目指す人達が練習する教則本は 「カイザー(1815〜1888

記事を読む

作曲家を夢中にさせたヴァイオリニスト

1844年スペインのバンブローナ出身のパブロ・サラサーテ。 サラサーテは19世紀半ばから後半

記事を読む

ヴァイオリンのチューナーに 1

ヴァイオリンの音程を確かめるのに便利なチューナー。 「譜面台の上に置くと、落としたりする事もあるの

記事を読む

新しい「ヴァイオリンケース」に

「先日、楽器店で行われていた『ヴァイオリンケース フェア』で、店員さんにいろいろなお話を聞いている

記事を読む

ヴァイオリンの駒に

時折(一般のヴァイオリン弾きはお目にかかる事の少ない)珍しいものを持って来てくださるOさん。

記事を読む

アウトドア・ヴァイオリン練習♫

この週末はお天気に恵まれて、気持ちが良かったですね! こんな日はヴァイオリンを持ってお出かけ…でも

記事を読む

ヴァイオリンの練習 27

「ヴァイオリンの練習は、夜子供たちの事が終わって余裕のある時にしています。」 と、Cさん。

記事を読む

ヴァイオリン練習 1

「朝ごはんを食べて、落ち着いた後に弾いています。 夕食の前に練習することもあります。」 と、Yさん

記事を読む

ヴァイオリンのスピーカー

ちょっと前ですが、弦楽器店で、ヴァイオリン(などの弦楽器)がスピーカーになっている珍しい機器を見せ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑