ヴァイオリンのボーイングで

公開日: : ヴァイオリンの小話

ヴァイオリンを弾いていて「もっと、思ったような音楽表現が出来たら良いなあ。」と感じたら、

『ボーイングを考えてみる』

と良いかもしれません。

「左手は働く人で、右手は音楽家」…ヴァイオリンは基本的に音楽を表現するのは右手の役割というのは良く言われています。

ヴィブラートをかけずに、右手だけで音楽を表現してみましょう。

そして自分の気持ちと右手が連動しているかどうかを確かめてみてください。

気持ちと連動するように何度も試してみると、音楽表現が今までより少し気持ち良くできるようになっているかと思います♪

 

楽譜に書かれているボーイングも、

「なぜここはダウンなのか?なぜここはスラーなのか?なぜここで弓が切れているのか?」

それぞれ考えてから弾いてみると、表現の幅がずっと広がります。

ボーイングを考えるということは、音楽の組み立て方を考えるのと同じです。

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