ヴァイオリンのボーイングで

公開日: : ヴァイオリンの小話

ヴァイオリンを弾いていて「もっと、思ったような音楽表現が出来たら良いなあ。」と感じたら、

『ボーイングを考えてみる』

と良いかもしれません。

「左手は働く人で、右手は音楽家」…ヴァイオリンは基本的に音楽を表現するのは右手の役割というのは良く言われています。

ヴィブラートをかけずに、右手だけで音楽を表現してみましょう。

そして自分の気持ちと右手が連動しているかどうかを確かめてみてください。

気持ちと連動するように何度も試してみると、音楽表現が今までより少し気持ち良くできるようになっているかと思います♪

 

楽譜に書かれているボーイングも、

「なぜここはダウンなのか?なぜここはスラーなのか?なぜここで弓が切れているのか?」

それぞれ考えてから弾いてみると、表現の幅がずっと広がります。

ボーイングを考えるということは、音楽の組み立て方を考えるのと同じです。

関連記事

音楽辞典から

2週間前の新聞の連載「こころの玉手箱」で、葉加瀬太郎が「自分にとって最高のライブラリーノーツ 標準

記事を読む

ヴァイオリン練習 14

「ヴァイオリンの練習は、だいたい午前中が多いです。」 と、Mさん。 Mさんはどの曲も丁寧

記事を読む

ヴァイオリンの肩当て

「この肩当てが今のところ一番自分に合っていると思います。」 と、Oさん。 「この『ボン・ムジカ

記事を読む

演奏する作品を知ること

「今取り組んでいる」または「これから弾いてみようと思う」曲を、もっと「その曲らしく弾きたい」時は、

記事を読む

ヴァイオリンの左指

上手な人のヴァイオリン演奏を聴いていて、どうしてあのように上手く弾けるのだろうか、とある種の不思議

記事を読む

ヴァイオリンの重音チャレンジ

ヴァイオリンは弾く人が自分で音程を作る楽器です。このテクニックを習得出来るかどうかが、ヴァイオリン上

記事を読む

ヴァイオリンのピチカート

ヴァイオリンのピチカートは弦を指で弾いて鳴らす奏法です。ピチカートの音色がもし少し曇っていたらチェッ

記事を読む

ヴァイオリン奏法

私(講師)の恩師の師でもある「イヴァン・アレクサンドル・ガラミアン(1903〜1981)」。

記事を読む

ヴァイオリンの消音

お家でヴァイオリンを「より静かに」練習する方法。 Eさんは、ネット検索などを参考に「ヴァイオリ

記事を読む

ヴァイオリンの練習 27

「ヴァイオリンの練習は、夜子供たちの事が終わって余裕のある時にしています。」 と、Cさん。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑