ヴァイオリンのボーイングで
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
ヴァイオリンを弾いていて「もっと、思ったような音楽表現が出来たら良いなあ。」と感じたら、
『ボーイングを考えてみる』
と良いかもしれません。
「左手は働く人で、右手は音楽家」…ヴァイオリンは基本的に音楽を表現するのは右手の役割というのは良く言われています。
ヴィブラートをかけずに、右手だけで音楽を表現してみましょう。
そして自分の気持ちと右手が連動しているかどうかを確かめてみてください。
気持ちと連動するように何度も試してみると、音楽表現が今までより少し気持ち良くできるようになっているかと思います♪
楽譜に書かれているボーイングも、
「なぜここはダウンなのか?なぜここはスラーなのか?なぜここで弓が切れているのか?」
それぞれ考えてから弾いてみると、表現の幅がずっと広がります。
ボーイングを考えるということは、音楽の組み立て方を考えるのと同じです。
関連記事
-
-
ヴァイオリンのヴィブラート
ヴィブラートは、物理的には「音程を上下に揺らすこと」です。 ヴィブラートは、気の向くままに(い
-
-
バッハ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」
ヨハン・セバスチャン・バッハ (1685~1750) 作曲「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パル
-
-
ヴァイオリンの練習 29
「ヴァイオリンの練習は、平日夜の9時頃にしています。 週末はまとめて練習を頑張っています。」 と、
-
-
ヴァイオリンを楽しんで
ご自身のヴァイオリンを製作中のOさん。 今はコマの調整が終わり、ナットの高さを調整中だそうです。
-
-
名ヴァイオリニストのパガニーニ
皆さんは「パガニーニ」をご存知ですか? ヴァイオリンに興味のある方でしたら名前くらい聞いたこ
-
-
ヴァイオリニストの系譜 1
「自分で弾いている曲の作曲家の系譜は知っていた方が良いです。」と音大の先生もおっしゃっています。
-
-
ヴァイオリンの教則本
当教室でも取り組んでいる生徒さんが少なくない「カイザー」「マザス」「クロイツェル」などの教則本。こ
-
-
大人になってからのヴァイオリン
このところ数件あったお問い合わせに 「新型コロナのステイホーム中に『ずっと弾いてみたかったヴ
-
-
本番での緊張(*≧∀≦*)
どんなプロのヴァイオリニスト(演奏家)でも、緊張しない人はいないと思います。 シベリウスとい
-
-
ヴァイオリン基礎練習 1
「音階練習」をやれば必ず上手になります。 その音階を「より正確に音程をとる」のに効果があるのが「ゼ
- PREV
- バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」
- NEXT
- ヴァイオリンの左指