ヴァイオリンのボーイングで
公開日:
:
ヴァイオリンの小話
ヴァイオリンを弾いていて「もっと、思ったような音楽表現が出来たら良いなあ。」と感じたら、
『ボーイングを考えてみる』
と良いかもしれません。
「左手は働く人で、右手は音楽家」…ヴァイオリンは基本的に音楽を表現するのは右手の役割というのは良く言われています。
ヴィブラートをかけずに、右手だけで音楽を表現してみましょう。
そして自分の気持ちと右手が連動しているかどうかを確かめてみてください。
気持ちと連動するように何度も試してみると、音楽表現が今までより少し気持ち良くできるようになっているかと思います♪
楽譜に書かれているボーイングも、
「なぜここはダウンなのか?なぜここはスラーなのか?なぜここで弓が切れているのか?」
それぞれ考えてから弾いてみると、表現の幅がずっと広がります。
ボーイングを考えるということは、音楽の組み立て方を考えるのと同じです。
関連記事
-
-
ヴァイオリンの速い重音
「ヴィエニアフスキ作曲 2つの性格の違うオベルタス」には、速い重音が出てきます。 ヴァイオリ
-
-
ヴァイオリンのコレクター
史上一番のヴァイオリンコレクターは、ニコロ・パガニーニです。 1782年にイタリア・ジェノバ
-
-
ヴァイオリンの豊かな音
ヴァイオリンの良さを引き出す音作りには「強く明確なイメージを持つ」「美しい音色に憧れること」が大切で
-
-
ヴァイオリン練習 1
「朝ごはんを食べて、落ち着いた後に弾いています。 夕食の前に練習することもあります。」 と、Yさん
-
-
ヴァイオリン(クラシック)音楽のフレーズ
クラシック音楽のフレーズは理解しておくことが必要です。 基本のフレーズというのは、小節でいy
-
-
ヴァイオリン練習 2
「普段ヴァイオリンは、午前中1時間、午後1時間練習しています。 時々午前中2時間だったり、午後に2
-
-
ヴァイオリン演奏を音楽的に
音大時代の友人ピアニストの一言。 『自分が頑張って弾く、のではなく音楽に語らせなさい、とはよ
-
-
ヴァイオリンの「運動」
ヴァイオリンの演奏においての「運動」は、ある特定の筋肉の組み合わせが働く事を指します。 この
- PREV
- バッハの「無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルティータ」
- NEXT
- ヴァイオリンの左指