ヴァイオリンの「フラジオレット」

公開日: : ヴァイオリンの小話

ヴァイオリンの「フラジオレット」は「ハーモニクス」ともいいますが、倍音奏法のことです。このフラジオレットは、弦のちょうど半分のところに触れて弾くと、開放弦の一オクターブ上の倍音が出ます。第4ポジションの4(小指)でそ~っと触れて弾くことが多いです。

 

今日の「HAUCHARD サードポジション」が「フラジオレット」の練習だったHさん。

左指を浮かせると弓も一緒に浮いてしまいそうになりますが、普通に弾くと

きれいなフラジオレットが出来るようになりました。

 

フラジオレットには、もう一つのやり方があります。

1(人差し指)で ある音程をしっかり押さえ、4(小指)でその音程の4度上に触れると、その音の二オクターブ上の倍音が出ます。

1の指で押さえる倍音奏法はヴィブラートをかけることができますが、4の指を浮かせてするフラジオレットにはヴィブラートはかけられません。まるでグラス・ハーモニカのような澄んだ音が出ます。パガニーニも技巧的に使っていましたが、ハーモニクス(フラジオレット)が普通に使われるようになったのは近現代になってからのようです。

関連記事

ヴァイオリンの左腕

ヴァイオリンを構えた時、左腕上膊部(じょうはくぶ:肩から肘までの部分)が、体に付かないようにします

記事を読む

ヴァイオリン奏法

私(講師)の恩師の師でもある「イヴァン・アレクサンドル・ガラミアン(1903〜1981)」。

記事を読む

弾けないところを練習する

楽譜に書かれた音符に指が素早くいくかいかないかは、筋肉運動によるものです。 目で見た譜面に対して、

記事を読む

ヴァイオリン演奏を音楽的に

音大時代の友人ピアニストの一言。 『自分が頑張って弾く、のではなく音楽に語らせなさい、とはよ

記事を読む

ヴァイオリン練習 2

「普段ヴァイオリンは、午前中1時間、午後1時間練習しています。 時々午前中2時間だったり、午後に2

記事を読む

ヴァイオリンのピチカート

ヴァイオリンのピチカートは弦を指で弾いて鳴らす奏法です。ピチカートの音色がもし少し曇っていたらチェッ

記事を読む

ヴァイオリンの練習 10

「ヴァイオリンの練習は、子供たちを学校に送り出して家事がおおかた終わったあとにしています。 先日の

記事を読む

ヴァイオリンの弓の毛

ヴァイオリンの弓の毛は「モンゴル産」「カナダ産」「日本産」「イタリア産」...などいろいろあります

記事を読む

(ヴァイオリンを含めて楽器の)ピッチ

ピッチ(ヘルツ)の世界標準ができたのは、第二次世界大戦後のことです。1955年、国際標準化機構(IS

記事を読む

バッハ「ガボット」は

「もうずいぶん前区立の中学校の音楽授業で、このバッハ:ガボットを弾いたことがあるんです。 でも、ヴ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑