静かに始まるヴァイオリン曲
公開日:
:
最終更新日:2017/08/26
未分類
「新しいヴァイオリン教本 第4巻」の中にある「F.トーマ作曲 アンダンテ レリジオーソ」は、ゆっくりしたテンポで、静かに始まります。
この曲に取り組んでいらっしゃるHさんは、いつも丁寧なヴァイオリンの練習、そして演奏をなさいます。
ヴァイオリンで「静かに弾き始める時」に大切な事は、「弓の圧力を入れない」「弓の軌道はまっすぐ」「ヴィブラートは大きくしない」など3点のポイントがあります。
この「アンダンテ レリジオーソ」も、左手指の音程をとるのが難しく、どうしても左手のテクニックに関心が向けられがちですが、ヴァイオリンのテクニックは70パーセント右手と言われています。左手は繰り返しの運動をやっていれば、それなりになんとかなりますが、右手は音楽(ハート:気持ち)に 直結しています。静かに弾き始める時は、弓のコントロールをいかに行うかにかかっています。小さな音で弾こうと思うと身体に力が入ってしまい思うように演奏出来ません。弓を持つ手をリラックスさせて、力まず弾くことがポイントです。また、音量が小さいというより「静かな感じで」という事で、どう具体的にイメージするかも大事です♪
関連記事
-
夏休みにヴァイオリン♫
長い夏休みを利用してヴァイオリンを始めたAちゃんと お母様のMさん。 週に2回
-
ヴァイオリンの左手指の押さえ方
左手指の押さえ方で一番大切な事は「第1関節を出して(キチッと曲げて固定)」腕の重みを利用して、吸盤が
-
ヴァイオリンでオーケストラに
ヴァイオリンの練習が、生活の中にシッカリと入っていらっしゃるRさん。いつも丁寧にさらっています。
-
今週のヴァイオリンレッスンポイント
今週のレッスンで生徒さん達にお伝えしている小話。 どの生徒さんも「なるほど、確かに。」という表
-
レッスンの後の「桜まつり」
我が家の近くの桜並木で、3年ぶりに開催された「桜まつり」。 朝まで雨でしたが、桜が満開の素晴ら
-
ヴァイオリンコンサートを聴く
先日の娘が参加した発表会には、当教室を卒業した生徒さんや、孫弟子さんたちも演奏しました。お互いに演奏
-
ヴァイオリンの左手の形
ヴァイオリンの左手の形は、自分からは見えづらいものです。押さえる場所には、ギターのようなフレットもあ
-
ヴァイオリンレッスン15回目
「先生、弓の体操忘れています♫」 そうでした☺ 弓の体操の次はHAUCHARDです。
-
今年最後のヴァイオリンレッスン
昨日は、今年最後のヴァイオリンレッスンでした。 毎週どんどん成長している元気なJ君を連れて、Rさんは
-
お小遣いでヴァイオリン
弟さんがヴァイオリンを習っているRさんは、今月から初めてヴァイオリンを始めることにしました。
- PREV
- 次回コンサートでは 2
- NEXT
- ヴァイオリンの演奏スタイル