バッハとコーヒー

公開日: : 未分類

バッハはかなりのコーヒー党だったようです。バッハの遺品目録には、銀の大小のポット各1個、銅のコーヒーポットの小さいものが2個という項目があるそうです。(バッハはビールやワインに強かったといわれていますから、コーヒーは酔い覚ましだったのかもしれません)

「ああ、なんてコーヒーはおいしいんでしょう

一千回のキスより甘く

マスカットワインよりももっとソフト

コーヒー、コーヒーがなくてはだめ

もし私を喜ばせて下さろうというのなら

ああ、どうぞコーヒーをいれてくださいな」(加藤博子訳)

これはバッハ作曲、俗に「コーヒー・カンタータ」と呼ばれて親しまれている曲です。

ヨーロッパにコーヒーが入ったのは17世紀。1685年にはバッハが教会の音楽監督をしていたドイツ、ライプツィヒにコーヒーハウスができました。

当時のコーヒーハウスは、いろいろな情報が得られる場所であるとともに、風紀上問題があるところでもあるといわれていました。つまり、さまざまな人が集まる自由な空間だったのです。

そのコーヒーハウスの一つ「ツインマーマン」で、バッハは(教会の音楽監督をしつつ)コレギウム・ムジクムという学生の音楽団体を率いて、定期的に演奏しを開いていました。
音楽を聴く時に、コーヒーはとてもよく合います。

IMG_0625.JPG

IMG_0640.JPG

関連記事

ヴァイオリンの音階

「小野アンナ 音階教本」は、ヴァイオリンを始めて数ヶ月の方でも分かりやすく書かれています。まず最初に

記事を読む

調弦

ヴァイオリンの調弦の工夫

パリ音楽院の先生も「音程を良くするために一番大事なのは調弦をきちんとすることです。」とおっしゃってい

記事を読む

講師の趣味

当教室に通っていらっしゃる生徒さん方はもう御存知の「講師の趣味」。 昨日は年に一回東京ドームで

記事を読む

本番間近のオーケストラ練習

今日は、1月から始まった「草加市民管弦楽団 第31回定期演奏会」の最後の練習でした。 後はゲネ

記事を読む

クレモナのヴァイオリンで

今日レッスンにいらしたKさんは 「今日はこの前のヴァイオリンと違うんです。クリスマスセールで買

記事を読む

ヴァイオリンの弓 1

現在使われている弓は、ヴァイオリンの完成後200年経ってから、その形が確立しました。 かの有名なヴァ

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 4

今週は「クリスマスコンサート」に向けて「楽器のメンテナンス....弦替え」をなさった生徒さんが何人も

記事を読む

パーティーで弦楽四重奏

昨夜は、日本橋にある「マンダリンオリエンタル東京」のグランドボールルームで弦楽四重奏をしました。

記事を読む

恩師のバースデーコンサート

一昨日、講師が小学校からずっとお世話になっている恩師の「辰巳明子先生の古希を祝う演奏会」に行ってきま

記事を読む

ヴァイオリンの左指の押さえ方で

ヴァイオリンの左指の押さえ方は、基本は「指の中心の角度が およそ45度」です。 この押さえる角

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑