効率の良いヴァイオリン練習

公開日: : 未分類

短時間でテクニックを身につけて、練習の効果を引き出すには、効率良くポイントを押さえていく事が大切です。最初から最後まで、通して弾くだけの練習では、なかなか上達していきません。

 

こんな方法が一般的かもしれません。

1.始めから終わりまで「ゆっくりなテンポで弾いてみる」

2.メトロノームを使って ゆっくりから だんだんと速くして弾いていく。

3.曲全体を、いくつかに区切って少しずつ練習していく。

 

ある程度上級レベルの曲になってきたら、次のような練習方法も良いかもしれません。

1.曲の中の「同形体」のものを分類する。

2.分類された「部分を、ひとつひとつ丁寧に練習していく。

3.メトロノームを使った方が良さそうな部分はメトロノームで。

4.重音の部分は「正しい音程」より「良い音程…ふたつの音がピッタリとハーモニーになっていることを耳で良く聴いてチェックする。

同じ日に全部練習しても良いですが、忙しい時は、日替わりメニューのようにして選んでさらっていきます。

練習する順番ですが、自分にとって「一番難しい部分」を最優先にして練習するのが効率的かもしれません。

「楽譜の一段に、一時間かけて練習をする」

この練習方法にチャレンジすると、この一段にいかに練習するべき事が隠されていたかを発見出来たりします。細かいことがクローズアップされて、次々と面白い発見が期待できます♪

 

 

関連記事

講師のカルテット

来週は、日本橋にある「マンダリンオリエンタル」のボールルームで、講師のカルテットの演奏があります。2

記事を読む

オーケストラ 小話

1600年頃のイタリアでは、古代ギリシャの劇の再現の場内で演奏する場所のことを、ギリシャ語にならって

記事を読む

ヴァイオリンを始めて一年

今年の4月で およそ一年のCさん。 Cさんは、楽器習得のコツをご存知(ヴァイオリンの他にも木管

記事を読む

ヴァイオリンの「ボーイング」を考える

「ボーイング」とは、奏者が意思を持って動かす右手の動き、つまり、運弓動作のことです。 ボーイングの

記事を読む

ヴァイオリンレッスン 16回

「弓の体操からでしょう?」とニッコリしたAちゃん。 ずいぶん弓が手に馴染んできているので、ちょ

記事を読む

ヴァイオリンおもしろいですね

今回のレッスンは、お父様とO君がふたりでいらっしゃいました。O君はいつもに増して、今日はがんばりまし

記事を読む

ヴァイオリン練習の工夫

「今日が10回目のレッスンだと思います。」というKさん。 Kさんは、お家での練習は(周りの方へ

記事を読む

クッキングクラスに参加

生徒さんのお母様が通っていらっしゃる料理教室に行って参りました。 大変人気のお教室で、

記事を読む

初めてのコンサートで

ヴァイオリンを始めて2ヶ月ほどのH君と お母様のAさん。先日の「サマーコンサート」が初出演でした。最

記事を読む

クリスマスコンサートを終えて 2

今回のクリスマスコンサートで「エックレス作曲 ソナタ ト短調」を全楽章演奏のHさん。音程を慎重に練習

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑