ヴァイオリンのE線

公開日: : 未分類

コンサートが近づいてくると、ちょっとしたことが気になったりします。

例えば「E線が裏返ってしまう」時。

ピヒャーッとなったりすると、気分が(T_T)

先日もヴァイオリンを始めたばかりの生徒さんが「何故E線がちゃんと鳴らないのですか?」と目をパチパチさせていらっしゃいました。

 

音が裏返ってしまう原因はいくつか考えられます。

まず「弦が古い」あるいは「不良品である」場合に、こうした現象が起こりやすくなります。(ある程度定期的に弦を張り替えるのは、ヴァイオリンを弾く人の基本の心得のひとつです)

それから、湿度が高い時にも、弓が滑りやすい状態になって、音が裏返ってしまうことがあります。

その他(ヴァイオリンを始めたばかりの方に多いかもしれませんが)移弦の際に右肘の下げ方が遅れて、高い位置に肘がある間にE線を弾いてしまった時に裏返ったりもします。E線にかける弓の重力が不足して弦をしっかり振動させることが出来ないからです。

E線を弾く時は、右肘を正しい位置(やや斜め方向)に下げて弾くようにしましょう。

また、少し弓を駒寄りに持っていき、シッカリ目に(弦をキッチリ振動させて)弾くのも裏返ってしまうのを防ぐ方法のひとつです。

img_3833

関連記事

ヴァイオリン教室の窓磨き

  今日は、お天気も爽やかで気持ち良い朝でしたので、思い切って「窓磨き&網戸洗い」を

記事を読む

no image

自由スタイルのヴァイオリン・レッスン

昨日はIさんのレッスン日。Iさんのヴァイオリン歴が1年ちょっとですが、そのレッスンスタイルは「フリー

記事を読む

ヴァイオリン教室からの秋景色

今日は晴天。 レッスン室から見える、秋色。 今朝早くから「弦楽器山下」さ

記事を読む

ブルックナーの中のヴァイオリン

もしヴァイオリンがある程度弾けるようになったら、是非チャレンジして欲しいのはオーケストラ。 生の音

記事を読む

ヴァイオリンの忘れ物

「クリスマスコンサート」がお開きになり、誰もいなくなったレッスン室を見渡すと、ヴァイオリンが!

記事を読む

忙しくてもヴァイオリン

ヴァイオリンの「基礎フォーム」は、上達の重要ポイントです。 当教室でヴァイオリンを初めてチャレ

記事を読む

クリスマスコンサートに向けて 2

およそ一ヶ月前になった「クリスマスコンサート」。今回のコンサートでは「ヴィヴァルディ作曲 コンチェル

記事を読む

Iアフタヌーンティー

ヴァイオリン等の生演奏を楽しむ

日本橋にある マンダリン・オリエンタルは、今年1月に中央区医師会賀詞交歓会でカルテット(弦楽四重奏)

記事を読む

ヴァイオリン教室仲間

当教室はプライベートレッスンがほとんどですので、なかなか「ヴァイオリンを趣味にしている仲間」と知り合

記事を読む

ヴァイオリンのレッスンを休まずに

3日前に引っ越したばかり、そして3カ月の赤ちゃんも一緒のRさんは、今日もレッスンに笑顔で来てくれまし

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑