拍子とメロディー
公開日:
:
未分類
今Kちゃんが取り組んでいる「メンデルスゾーン作曲 ヴァイオリンコンチェルト」は昔から弾き続けられてきた名曲です。このような曲は、必ず拍子に合わせて作曲されています。
クラシックの音楽の演奏では、拍子に気をつけながら(注意を払いながら)行うことが大切です。世界最初のヴァイオリン奏法教本でモーツァルトのお父さんが書いた「レオポルド・モーツァルト著 バイオリン奏法」には『拍はメロディーをつくります。したがって、拍は音楽の魂です。それは音楽を生き生きとさせるだけでなく、全ての成分を正しい秩序に保ちます。』とあります。
拍子には必ず強拍と弱拍があります。日本人は、話している言葉や日本の伝統的な音楽などの影響からか、強拍と弱拍をあまり気にしないこともあるようです。いつでも拍子を意識するようにすると良いようです。そうすると、リズムに躍動感が生まれて、メロディーやフレーズが表情豊かになっていきます。
基本的には、どの拍子でも一拍目は最も強くなります。そして、4拍子の場合3拍目が「やや強く」、2拍目と4拍目は「弱拍」になります。拍の強弱のつけ方は、音の強弱、音の質(硬め、柔らかめ)などを、そのメロディーやフレーズに合わせて相応しいものを選びます♫
お母様のピアノの発表会で演奏する日の近いKちゃんは、ラストスパートど練習に励んでいらっしゃいます。
関連記事
-
-
ヴァイオリンのシフト(左指の運指)
今日のAさんのレッスンは「HAUCHARD」の49番からスタートです。 まずは、もう弾
-
-
ヴァイオリンのポジション移動をスムーズに
ポジション移動をする時は 最初に確認しておきたい大切なことは どこのポジションからどこのポジショ
-
-
ヴァイオリン(ヴィオラ)演奏本番へ向けて
今月、当教室の二人の生徒さんは(講師自身も)それぞれの本番があります。 「緊張しちゃうんです。
-
-
スプリング・コンサートに向けて 4
Cちゃんの「スプリング・コンサート」の演奏予定の曲目は 「スイス民謡 ホルリディア」 「
-
-
ヴァイオリンのスピッカート
「ザイツ作曲 コンチェルト第2番 第三楽章」を始めたKさん。 Kさんのボーイングは、生き生きと
-
-
講師もヴァイオリンリサイタル準備♫
今日は(いつもリサイタルのピアノをお願いしている)同級生の友人と合わせ(合わせ)をしました。
-
-
ヴァイオリンの弓を長く引く
「弓を長く引く」ということは、とても大切な練習と言われています。 ピアニッシモからフォルテシモ
-
-
かわいいヴァイオリンノート
小さな時から来てくれているMちゃんは、絵を描くのが大好きで得意です。 先日のレッスンの後も、お迎えを
-
-
ママがヴァイオリンの先生
「家では上手に弾いているんです。今日も張り切ってレッスンに来たんです。」 というHちゃん。
-
-
ヴァイオリンを鳴らすために
「今度は(二年前に購入した)新作のヴァイオリンの音が鳴るようにしたいので、パガニーニ作曲のヴァイオリ
- PREV
- クリスマスコンサートに向けて 2
- NEXT
- ヴァイオリンレッスン再開♫