ヴァイオリンの音色が

公開日: : 未分類

今まで弾いていた清楚な感じの曲とは違うタイプ、ロマン派のドラマチックなコンチェルトに取り組み始めたKさん。

 

今日のレッスンも「カール・フレッシュ 音階教本」からスタートです。

B-Dur のG線だけの音階から10度の重音まで弾いています。

次に練習曲「MAZAS」の3巻の始めの曲を弾きました。

(この「MAZAS」は、練習曲というより、コンサートに弾いても良い曲となっています。練習していても、テクニックの勉強になるだけでなくて、楽しめます。音楽学校を目指す方には「カイザー」「クロイツェル」「ドント」「ローデ」をやった方が良いですが、それ以外の方にはオススメ」の「マザス」です)

このマザスあたりで、Kさんのヴァイオリンの音色が今までになく響き豊かになっていらっしゃることに気付きました。

「確かに『サン・サーンス作曲 ヴァイオリンコンチェルト』を弾き始めてから、このヴァイオリンの音色が変わりました。今までよりずいぶん響くようになりました。」

とKさん。

img_1748

Kさんは「オリーブ」と「オイドクサ」というガット弦(羊の腸が芯の弦)を愛用なさっています。

それも手伝って「サン・サーンスのコンチェルト」はハリのあるつややかな響きでお弾きになります。きっとこの部分を弾き込んでいらっしゃるうちに、ヴァイオリンの音色がグンと広がったのかもしれません。

今年の「クリスマスコンサート」に向けて頑張りましょうね♫

関連記事

ヴァイオリンを持たずに楽譜を

楽譜を丁寧に読むことは、とても大切です。 まずは、楽譜に忠実に読んでいきます。楽譜に書かれてい

記事を読む

スプリング・コンサートに向けて 1

「昨日は素晴らしい演奏のリサイタルにお招きいただき、本当にありがとうございました。とても楽しませて頂

記事を読む

ヴァイオリンの音階練習♪

「基礎練習って何ですか?音階と基礎練習は何が違うんでしょうか?」と、Rさん。 ヴァイオ

記事を読む

ヴァイオリン練習は「カラオケ店」で

ご自宅では「基本的に楽器練習は出来ない」Cさん。 ヴァイオリンの音無しでできる練習以外は、カラ

記事を読む

「サマーコンサート」に向けて 2

今度の「サマーコンサート」で「バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番」より「Largo」を演奏す

記事を読む

ヴァイオリンのボーイング

ヴァイオリンを手にして弾き始めた初心者の方はもちろん、プロの演奏家も「美しいヴァイオリンの音色」を目

記事を読む

ヴァイオリンの練習時間

「練習不足で..」という言葉を聞くと、反射的に「私もそうです。」と思ってしまいます。 特に最近

記事を読む

ヴァイオリンの朝練の後に

今朝も、レッスン室の掃除の後にヴァイオリンのウォーミングアップ。 下の写真は私の「ヴァイオリン

記事を読む

講師のミニリサイタル

今日3月1日、講師のミニリサイタルが当教室レッスン室で、無事終了しました。 今回のプロ

記事を読む

セヴシックを買って帰ろうっと!

夏休みは日本で過ごすけれども、生まれも育ちもこれからも(たぶん?)外国のAちゃんです。 彼女は

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • banner banner banner banner
PAGE TOP ↑