ヴァイオリンを持たずに楽譜を
公開日:
:
未分類
楽譜を丁寧に読むことは、とても大切です。
まずは、楽譜に忠実に読んでいきます。楽譜に書かれているのは、音符だけではありません。音符の他に、標識や音楽記号などの細かい指示にも注意します。曲の冒頭には「Allegro(アレグロ)」や「Moderato(モデラート)」「Adagio(アダージョ)」などや、強弱記号(ダイナミック)というような、曲想について書いてあります。
「アダージョ」は一般的に「ゆっくりと」という意味で使われている音楽用語ですが、イタリアの語源をたどっていくと、「アダージョ(A+agio)」という語源から成立している言葉です。この「agio」には「くつろぎ」「ゆとり」といった意味があります。
「アレグロ」は普通「速く」と書かれていますが、実は「アレグロ」には速度を表す意味はなく基本的な意味は「陽気に」「楽しい」「明るい」といったものです。「アレグロ」で大切なのは「軽さとテンポ感」です。
「ドルチェ(Dolce)」は「甘い」という意味です。「砂糖の甘さ」を表すドルチェ。イタリアではお菓子のことを「ドルチェ」といいます。「ドルチェな女の子」は「可愛くて優しい女の子」。音楽「で「ドルチェ」を表現する場合は「聴く人の心を甘く、とろけさせるような表情をつくる」ことが大切です。
そういった「音楽用語」「音楽記号」などの意味を知ることは、楽譜に書かれた「音楽を読む」のに大切です。
ヴァイオリンを持たずに楽譜を見ることは重要です。
関連記事
-
-
あこがれのヴァイオリン曲にチャレンジ
「昨日、とにかく練習しなくちゃと思って急いで用事を済ませてヴァイオリンを手に持ったのが夜7時50分で
-
-
ヴァイオリンとピアノの音色作り
ヴァイオリンは弦を弓でこすって音をだす楽器なので、メロディを歌わせたりダイナミック(強弱)をつけやす
-
-
コンサートへ行ってきました♫
今日は久しぶりに(知り合いに誘われて)コンサートへ出かけました。 ロジャー・ターナーはドラマー
-
-
バレエ公演へ行って来ました
昨日は、演奏仲間からのお誘いで「ロシア国立サンクトペテルブルク アカデミー・バレエ レオニード・ヤコ
-
-
ヴァイオリンのトートバッグ
昨日は、ヴァイオリンのメンテナンスに行ってきました。 当教室でも、その工房で作られたヴァイオリ
-
-
ヴァイオリンの基礎練習を
多忙な日々の中、ヴァイオリン練習をストイックになさっていらっしゃるHさん。今日も「セヴシックOp.1
-
-
ヴァイオリンの美しいボーイング
「ボーイング」というのは、弓で弦をこすって音を出す、この弓の運びのことです。英語では「弓を動かすこと
-
-
手の小さい人が弾きやすいヴァイオリン曲
アメリカでお世話になったBlair Music School(ブレア音楽院)のC.Teal(ティール
-
-
クリスマスコンサートに向けて 3
今回の「クリスマスコンサート」では、母娘で「ヴィヴァルディ作曲 2台のヴァイオリンのためのコンチェル
-
-
ヴァイオリン教室の近くの秋景色
朝晩めっきり寒くなってきましたね! 外に出ると秋晴れの秋景色
- PREV
- ヴァイオリン教室仲間
- NEXT
- ヴァイオリンケースを