大人になってからのヴァイオリンは 1
公開日:
:
未分類
ある程度大きくなってから、大人になってからヴァイオリンを始めた方のことを「late-starter」「レイトスターター」というオシャレな呼び名をご存知ですか?「初心者」と言われるとガックリしてしまう…なんとなく感じる偏見が気にならない呼び方だそうです。
小柄な大人の方が、ヴァイオリンを始めるためにはどうしたら良いか?それには身体の大きさに合わせて奏法を変える必要があります。
例えば、小柄な方は腕の長さも長くないので、ヴァイオリンをより内側へする(渦巻き:スクロールを自分から見て右側にする)などの工夫です。あご当ての種類(形状)を変えるだけでもずいぶん違ってきますし、肩当ての種類や、同じものでも向きを少しずらしただけでも急に楽にヴァイオリンが弾けるようになったりします。
身体に合った楽器の状態を作り、無理のない形で弾く習慣をつけることによって、演奏技術がレベルアップ可能になります。
楽器を弾くには、身体にとって良い状態に保つことが大切で、日常生活での意識が大切です。例えば「地球の重力を感じながら立つ」「お箸を持つ指の感覚で弓を持つ」「お湯のみを傾ける感覚で弓を動かす」などです。いずれにしても身体の使い方が良好か?というのは慎重に判断する必要があります。見かけが同じでも使っている筋肉が違う可能性があるからです。
私(講師)こそ、このような知識と実践経験をアップデートすることによって、当教室に来られた方のお役に立てればと今日も勉強中です!
関連記事
-
クラッシックコンサートへ行く時は
今日の「中高生新聞」に「クラッシックコンサートを楽しむためのマナー」という記事がありました。
-
明けましておめでとうございます
昨年中は大変お世話になりありがとうございました。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます♪
-
次のコンサートに向けて 2
Mちゃんは、先日の「スプリング・コンサート」で「ウィニアフスキー作曲 オベルタス」の前半部分を弾きま
-
ヴァイオリンを鳴らすには
「右も左も(両腕が)柔らかい状態で、ヴァイオリンの音が大きい。これが理想的です。腕が硬いと、出るおと
-
今日は ヴァイオリンの楽譜などを見に
たまたま今日はレッスン御希望の方がほとんどいらっしゃらなかったので、午前中から電車に乗って出かける事
-
ヴァイオリンのロングトーン
「HAUCHARD」の教本の最初の方は、全て白い音符...全音符、2分音符などのロングトーンの練習で
-
ヴァイオリン教室のコンサートの後にアメリカン・ミート!
ここ数年、クリスマスコンサートやランチコンサートの後のパーティーメニューで私(講師)が愛用、大活躍の
-
自分のためのヴァイオリン
御自身のためのヴァイオリンを購入したのは4ヶ月前。それまでは、お嬢さんのヴァイオリンレッスンを10年
-
ヴァイオリンの左手の形
ヴァイオリンの左手の形は、自分からは見えづらいものです。押さえる場所には、ギターのようなフレットもあ
- PREV
- 今月のヴァイオリンレッスンのポイント
- NEXT
- 今日の体験レッスン