ヴァイオリンの音階の種類

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「音階についての質問なのですが…」

Rさんは、新しく始めた「小野アンナ 音階教本」を出しました。

「ヴァイオリンには、調記号の♯(シャープ)が7つと、♭(フラット)7つの音階はないのですか?」

「存在しないわけではありませんが、異名同音(音名が違っても出ている音は同じ)の音階は省略されています。」

「なるほど、そうなんですね。」

 

「それから、短調の音階の上行形には臨時記号があって、下降形にはないのは何故ですか?」

「短調の音階には3種類あって、小野アンナの音階教本の短調音階は『旋律的短音階』が使われています。この音階は上行形では第6音と第7音が半音上がります。そして下降形では臨時記号がなくなります。そうすると聞き慣れた聞きやすい短音階になります。」

この説明は、理解しやすいようピアノを使いました。

 

Rさんは、楽器店の音楽書売り場で 音高音大生が使っている「楽典の本」を購入したそうです。

「ちょっと読んでみたのですが、よく分からなくて。」と、Rさん。

楽典は、読むだけで理解できるものもありますが、実際に楽器(ピアノ)を使用して説明してもらった方が分かりやすいかもしれません。でも、楽典の本は一冊持っていると何かと便利です♫

 

ヴァイオリンの音階教本では、シャープ♯は5つか6つ、フラット♭は6つまでというのが多いと思います。

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