今月のヴァイオリンレッスンのポイント
公開日:
:
未分類
「システムでヴァイオリンの音をとる」です。
ヴァイオリンの音階(スケール)を、なんとなくそれらしい音で弾くのではなく、「システム」でとる。つまり、何の音はどの弦の何ポジションにあるかを、指の位置を知っているように心がけると上手になります。
私も、これを恩師にアドバイスを受けてから、システムで考えることを心がけるようになりました。すると不思議なくらい音程が安定してきました。たとえば「4ポジションから2ポジションへ移動」など、頭で分かっていると、まるでエレベーターで自動的に移動しているかのように緊張せずにうまくいくのです!
音をシステムで取ることが身につけば、あとは指のパターンに楽譜を合わせていけば良いのです。耳で探っていると、どうしても音程は正確に取るのが難しくなってしまいます。たくさん練習をしても、音程がはずれてしまいがちになってしまいます。音階や音型によって「より確実に音程が取れる指使いのパターン」は何通りか決まっています。そのパターンは音階教本にあります。音階教本が苦手な人は、お気に入りの練習中の曲の中に出てくる音階に、そのパターンを当てはめて練習します。
今日の生徒さんも、音階の中の一つを丁寧に「システムで取る」方法でやってもらいました。すると、最後に弾いてもらった曲の音程がとても良くなっていました!
関連記事
-
-
ヴァイオリンでオーケストラに
ヴァイオリンの練習が、生活の中にシッカリと入っていらっしゃるRさん。いつも丁寧にさらっています。
-
-
ヴァイオリンの顎当てカバー
「このカバーを、彼が作ってくれました。」とCさん。ヴァイオリンを始めたものの、どうも楽器がアゴや肩甲
-
-
レッスン室のピアノ調律
今日は、当教室のピアノの調律をして頂きました。 楽器のメインテナンスをすると、なんだか
-
-
ヴァイオリンレッスンの「おすそわけ」
先日講師が受けたレッスンでの課題「右手のテンション」。 早速生徒の皆さんに「おすそわけ」です。
-
-
ヴァイオリンの音色が
今まで弾いていた清楚な感じの曲とは違うタイプ、ロマン派のドラマチックなコンチェルトに取り組み始めたK
-
-
ヴァイオリン教室のピアノ・トリオ
当教室へは、ヴァイオリンを習いにいらしているIさんですが、実はピアノもかなりお弾きになります。
-
-
夏休みにヴァイオリン♫
長い夏休みを利用してヴァイオリンを始めたAちゃんと お母様のMさん。 週に2回
-
-
レッスンの後の「桜まつり」
我が家の近くの桜並木で、3年ぶりに開催された「桜まつり」。 朝まで雨でしたが、桜が満開の素晴ら
-
-
ヴァイオリン教室に休日に
今日は銀座に行ってきました。 生徒さんが演奏する予定の「シューベルト作曲 弦楽四重奏曲 『死と
- PREV
- ヴァイオリンレッスン 12回目
- NEXT
- 大人になってからのヴァイオリンは 1