ヴァイオリンの大きなヴィブラート
公開日:
:
最終更新日:2017/09/20
未分類
大きなヴィブラートというのは、音程の揺れる幅が広く、ゆったりとした感じのヴィブラートのことです。これを使う(かける)時には、左指の指を少し寝せて(倒し気味にして)指の肉厚のところで押さえます。そうすると揺れ幅の広いヴィブラートがかけられると思います。
この大きなヴィブラートをかけるには、腕からのヴィブラート:アーム式ヴィブラートが適しています。もちろん、手首からのヴィブラート:シェークハンド式:ヤジロベー式ヴィブラートでも大きなヴィブラートはかけられます。
当教室で初めてヴィブラートを習う方は、「アーム式ヴィブラート」を最初にします。左の腕全体を使って(手首の形を変えずに)弦に乗せた指を、第1ポジションから第3ポジションまでくらいの幅で、ゆっくり何度も往復させます。その幅を少しずつ狭くしていき、最終的にはヴィブラートをかける音の位置に左手の指を吸い付けるように置いて、必要な幅でかけます。
Sさんは、きれいで大きめのヴィブラートをタイミングよくかけていらっしゃいます♪
関連記事
-
-
今日は「クリスマスコンサート」です
たった今、会場の準備が整いました。 今回は(会場のスペースに合わせ
-
-
クリスマスコンサートに向けて 1
今年のクリスマスコンサートの最後の部は、アンサンブルで「パッフェルベル作曲 カノン」をする予定です。
-
-
クリスマスコンサート・アンサンブル
クリスマスコンサートに出演予定者の中には、ヴァイオリンを手にしてから間もない方が数名いらっしゃいます
-
-
ヴァイオリンの左手の指 2
ヴァイオリンの左手の指の「楽器を使わないトレーニング」。どこでも気楽に出来るトレーニング方法のご紹介
-
-
ヴァイオリンの音程の取り方 1
「音程はヴァイオリンを持つすべての人の課題なんですよ。」とアメリカ人の先生がなぐさめてくれたことがあ
-
-
あっという間に 1時間のヴァイオリン練習
大人の生徒さんは、ほとんどの方々がお仕事を持っていらっしゃいます。つまり、かなりお忙しい。 ほ
-
-
ヴァイオリンレッスンノートをとりながら
今日のレッスンでも「ヴァイオリンレッスンノート」にしっかりとメモをとっているYちゃん。
-
-
「サマーコンサート」を終えて
コンサートに参加するのが初めての方は、想像していた通り(それ以上?)の、自分の緊張に驚かれたかもしれ
- PREV
- 自作のヴァイオリンで演奏を
- NEXT
- 本番間近のヴァイオリンレッスン